絶対に離婚したくないという思いが逆効果になることがある
離婚回避のカウンセリングで「絶対に離婚したくない」とおっしゃる方がおられます。
多くの場合、彼らは自分の思いがかえって相手の離婚の意志を強めてしまっていることに気づいていません。
箴言21章2節には
人には自分の歩みがみなまっすぐに見える。
と書かれています。
人間は自分の思いや考え、言動が間違っていてもそれに気づかないという性質があるのです。
離婚回避に関しても同じことが言えます。
離婚回避の第一歩「相手に『離婚したい』と思わせてしまった」と認めること
離婚回避するための第一歩は「自分は相手に『離婚したい』と思わせてしまったんだ」ということを認めることなのです。
そういう気持ちにさせてしまった自らの責任を認め始めると「絶対に離婚したくない」と自分の思いだけを一方的に主張することはなくなります。
もちろん「離婚したくない」と思うからこそ、ご相談に来られるわけですし、カウンセリングの中でも夫婦関係修復を目指して一緒に考えていきます。
しかし、まずは相手の気持ちを受け止め、尊重することから始める必要があるのです。
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筆者プロフィール
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27歳の時、婚約者との擦れ違いを解決できず結婚目前で婚約解消。
その後、この婚約解消の二の舞を踏まぬよう男女関係や夫婦関係修復の法則を聖書から学ぶように。
2010年、夫婦関係修復カウンセラーとして独立。延べ1,000人以上の夫婦をカウンセリングし離婚危機から救う。
現在は、妻に惚れこむ二児の父。
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