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1. はじめに
夫婦関係修復カウンセラーの日向陽一です。
今回は、私の夫婦関係修復カウンセリングを受けていただき、その後もコーチングを継続されたクリスチャンの女性クライアントさんへのインタビューをお届けします。
プライバシー保護のため、お名前は「けい子さん」として、インタビュー内容をお届けさせていただきます。
2. カウンセリングを受けようと思った理由
日向:「けい子さん、夫婦関係の修復カウンセリングを受けてみようと思われた理由を教えてください。」
けい子:「私たちの家族は再婚同士で夫に子供がいるというステップファミリーというところからスタートしました。
ですからもう最初から色々困難なことが起こってきて、なかなか夫婦間でそれを話し合うこともできなくて、子供がある程度手が離れるようになってからは夫は夫、私は私でいいわという感じでいました。
それでもうこの結婚はこんなものだろうと諦めてずっと来たんですけれども、最近ショックな出来事が発覚しまして…その時に私はもうそういう形ばかりの夫婦であったとしても、もうこれ以上続けていくことはもう無理だなと本当に思いました。
それで私はクリスチャンですので神様に祈ったところ、やっぱりこの結婚関係を修復しなさいって示されたんですけれども、でも長い間そうして暮らしてきたものですからどうやってそれをやり直したらいいのかさっぱりわからなかったんですね。
それで色々本を読んだりとか、また本の紹介で色々辿っていくうちにこの日向さんのこのカウンセリングにたどり着いたというわけです。」
3. カウンセリング受講前の心境
日向:「その時の辛い気持ちだったということを今ちらっと伺ったんですけど、どんな状態でしたか、心の中というかその辛さというか?」
けい子:「もうなんかもうそのことが分かった時はもう頭の中が真っ白で、今から思い返してもどうやって毎日生活してたかなって。
まず自分の心もすごく傷ついたし、やっぱり一歩次の一歩どこに進んでいいのかも分からない、本当にエアポケットの中にスポンと落ちたようなそんな感じでした。
もう絶望とか失望とかっていうよりはもう何も考えられない状態でした。
やらなくてはいけないことがあるので淡々とはやってたんですけれど、でもどうやって仕事をしてどうやって暮らしていたのかもう本当に思い出せないぐらいで、今から思うと軽いうつ状態になってたのかもしれませんね。
だからもう何も考えられない、ただただこなしているというか。
考えると辛いからみたいな感じですかね。
もう考えることすらもうちょっとできないくらい本当にショックだったんですね。」
4. お試しカウンセリングでの気づき
日向:「私のお試しカウンセリングを受けてみて、その後の複数回のカウンセリングのプログラムを受けようと決めた理由というか、お試しカウンセリングを受けてどうでしたか?」
けい子:「実は結婚した時から本当にこの結婚生活が苦しくて、私は私なりにカウンセリングを受けてみたりとか、フェミニストカウンセリングというか女性に特化したカウンセリングとか、アサーションの勉強してみたり、DVの勉強してみたり、いろんな勉強してみたんです。
けれどもなんかやっぱりどこかこうしたらこうなる的なものがあって、カウンセリングにしても受けている間はちょっと心は軽くなって、その時は必要だったのかもしれないんですけれど、重ねていくうちにやっぱり昔のことを、過ぎた辛いことを何度も何度も話しているうちになんかもう余計辛くなってきたというか、余計深掘りしてというか、なんか毎度毎度過去に戻っていくということで結局終わった後にある程度までそのカウンセリングをした後に、なんか余計にちょっとしんどくなってきたというところがあるんですね。
だからその次を私はすごく知りたかった、それも間違いのない次を。
で今回はその神様に祈ったこともあって、やっぱり解決は神様にしかないと思いました。
それで日向さんのYouTubeも色々見た時に、御言葉に基づいてというのがもう1番の私の『これだ』と思う点でしたね。」
5. カウンセリングを通じての変化
日向:「実際にそのカウンセリングを受けてみて、その間のサポートの内容というか、カウンセリングのセッションとか、そのような内容はどんな内容でしたか?」
けい子:「まずその結婚ということ、私も結婚生活長かったんですけれども、聖書を通して結婚というものを神様がどういう風な思いを持って結婚というこのシステムを作られたかということを本当に細かく1つずつ教えていただいた時に、私はそのカウンセリングの中でなぜ私たちの結婚生活がこういう苦しいものになってしまったのか、またその中で私自身がものすごく間違っていたということも気づかされたんですね。
男と女の違いということも、私はやっぱり女ですので自分のものの考え方とか自分の価値観というものをしっかり握っていたんですけれども、このカウンセリングの中で男の人の立場ということを教えてもらった時に、私が夫に対して本当に理解がなかったということに気づかされました。
あとは宿題で『ここの箇所を読んできてください』という、その読んでいく中でその御言葉からすごく語られることが多くて、私はそれを全部ノートにメモして時々読み返すようにしています。」
6. 夫婦関係が改善された転機
日向:「そのプログラムの中、またコーチングの中での思い出深い出来事はありますか?例えばご主人との関わりにおいてもそうだし、ご自身の心の変化ということもそうなんですが。」
けい子:「私はもうずっと夫を責め続けてきました。本当に夫が悪いってずっと思っていたんです。実際本当に客観的に見ればそういうこともあったので、私のその思いというのは自分をひいき目に見ても仕方がないなと思うものがあったんですけれども、神様の目から見たら私が罪人で、やっぱり夫の姿を私の思いの中でしか見ていなかったということが気づかされて、夫に対するその憎しみとかそういうものが本当にたくさんあったんですけれども、一旦それがなくなってしまったんですね。
自分が悪いということに気づかされた時に、その途中で夫に本当に責めるでもなく何でもなく、ちょっと関係も私の責める言葉も少なくなってきた時に、夫の態度も随分優しくなってきたんですね。
それで私は本当に素直な気持ちで今までの辛かったこととか、そういうこと、そして私も本当にたくさん間違ってきたということを謝った時に、初めて夫が自分のしたことを『本当に悪かった、お前に辛いことをしてきた』って言ってポロポロと泣いたんですね。
私は本当に驚きました。本当に驚きました。」
日向:「それはちょっと忘れられないことですよね。」
けい子:「この結婚ももうなん十年という。これまではこういうこともしたでしょう、だから私はこうですと。
やっぱりそこに夫を責める気持ちがやっぱり根底にあったものですから、夫はやっぱりそれを認めないし、最後にはやっぱり過ぎたことを言うものではないって怒鳴られたり。
本当に今までそういうことの繰り返しで諦めてきたんですけれども、本当に驚きましたというか、目の前で何が起こっているのか分かりませんでした。びっくりしちゃいました。びっくりしました。」
7. 現在の夫婦関係について
日向:「ご夫婦の関係が今どんな感じ、修復できてきているその今、先ほどもちょっと戻っちゃうこともあるとおっしゃいましたけど、それは私たち全員罪人ですのでそういうことはあると思うんですが、以前のその苦しかった時から今の関係、修復できていることの原因というか要因というのは、今おっしゃったことと重なっても構いませんけど、どういうことだと捉えていらっしゃいますか?」
けい子:「1つはこのプログラムが終わった時に夫に手紙を書きました。そこで今までは私は本当に夫のやることなすこと、やっぱりすごく批判的な目で見ていたんですね。
でもこのプログラムでいろんなことを学んだ時に、私の態度もすごく間違っていたし、夫は夫なりにすごく頑張ってきてくれたということをやっぱり認識したんですね。
最後にそのプログラムの中で手紙を書くんですけれども、そこにやっぱり夫が今までしてくれたことを1つ1つ書いて、そのことを感謝しました。
そしてこれから、今まで2人とも本当にこの一軒の家の中であなたはあなた、私は私という感じでこんな風に老いを過ごしていくってお互いに思ってたんですけれども、そういう経緯の中でこれから先2人でこういうこともしよう、ああいうこともしようって本当にこの結婚に希望が見出せたんですね。
だから夫もそれが嬉しかったし私もそれが嬉しかったし、もうこんなものだと思っていた結婚生活にこう希望が生まれてきたというのはすごく大きな出来事です。
それでも元々の性格があるものですから、やっぱりしてまた喧嘩もするんですけれども、私の中にもその過去を責める思いとかというのが本当にだんだん日に日に日に日に薄まってきて、今までだったら結構長い間持ってたその怒りとかが割と短時間で解消するようになって。」
日向:「何ができるようになったんですか?」
けい子:「ごめんねということができるというか。
前はちょっとした些細なことで私が怒ったんですけど、前だったらそれを攻めてだと思うんですね。
でもやっぱりそこをごめんねって言えることができて本当に良かったです。」
8. 迷っている方へのメッセージ
日向:「それでは最後に、私の夫婦関係修復カウンセリングを受けようかどうか迷っておられる、特にクリスチャンのクライアントさん、クリスチャンの方で少し迷っておられる方へ何かメッセージがあれば、お願いしたいと思います。」
けい子:「私もクリスチャンとして長いこと結婚生活をしてきて、やっぱり神様のことにこの結婚の問題を神様のところにていくということがなかなかできませんでした。
やっぱり夫婦間のことですし、友人様に言うこともできないし、結局自分の考えの中でぐるぐる回っていました。
でもなかなかこの結婚に特化したことを詳しい方にカウンセリングしていただくってことは、教会官でも難しいと思うんですね。
ですけれどもこのカウンセリングではその本当に御言葉と、本当に具体的なその結婚ということに関して、男と女ということに関して、本当に聖書からことを細かにというか、すごく具体的に教えてくださったということで、私はその一歩先も歩めなかったその次が、毎回次を見せていただくことができました。
私はこうやって関係も修復されたんですけれども、ここで学んだことはやっぱりこれからの人生とか人間関係の全てのことにこうなんていうか力があるというか。
そこは神様の力とそれから導いてくださった日向先生の力だと思うんですけれども、絶対に私は無駄にはならないというか、本当に価値ある学びの場だと思います。
私はお勧めしたいですね。
私は、できたらこのカウンセリングを結婚する前に受けていったらもっと違っただろうなって思うんですけれども。」
日向:「本当に神の言葉は生きていて力がある、そのことをけい子さんご自身が、ご自身のご夫婦の関係を通して、またご自身の歩みを通して経験されたことですので、これから先も神の言葉に信頼して生きていく。
パウロがエペソの長老たちに別れを告げる時に『私は神と神の言葉にあなた方を委ねます』と言いましたけれど、本当に私もコーチングが終わって、このインタビューに応じてくださって本当に感謝なんですが、本当に神と神の言葉にけい子さんをお委ねしたいと思います。」
9. 最後に
あなたがこの記事をここまでお読みになっているということは、真剣にご夫婦の関係を修復したいと願っておられることと思います。
もしあなたがクリスチャンであれば、神様の言葉である聖書、そしてその聖書の言葉の力によって夫婦関係が修復できるという希望を持っていただきたいと思います。
夫婦関係の修復に向けて、あなたのご夫婦の関係が祝福されることを心から願っています。
【執筆者:夫婦関係修復カウンセラー 日向陽一】
筆者プロフィール
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27歳の時、婚約者との擦れ違いを解決できず結婚目前で婚約解消。
その後、この婚約解消の二の舞を踏まぬよう男女関係や夫婦関係修復の法則を聖書から学ぶように。
2010年、夫婦関係修復カウンセラーとして独立。延べ1,000人以上の夫婦をカウンセリングし離婚危機から救う。
現在は、妻に惚れこむ二児の父。
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