夫から離婚したいと言われてしまったけれど、ご自身は離婚したくない奥さんたちから相談を受けることがあります。
男性と女性は全く違うので、相手が離婚したがる原因がよくわからない妻が多いことに、毎回のように驚かされています。
私自身が男性ですので、当然のように思えることが、妻たちには全く思い当たらないという状況はよくあるのです。
離婚したいと夫が言う理由1 セックスレス
妻と「離婚したい」と夫のみなさんが言う理由のナンバー1は性生活がない、いわゆるセックスレス状態です。
妻にとって夫婦の会話、気持ちの交流が不可欠であるように、夫にとっては夫婦の性生活、セクシュアルな意味での親密さは、必要なことなのです。
夫婦がセックスレスである状態を私は「性的なネグレクト」と呼んでいます。
夫にとって性生活を拒む妻の態度は、彼を男性として無視しているのと同じように感じられるのです。
離婚したいと夫が言う理由2 妻の批判、不機嫌
次に多い離婚したいと夫が言う理由はおくさんからの厳しい言葉、批判、不機嫌な態度です。
男性の自信というのは非常にもろく、傷つきやすいのです。
聖書にはいさかい好きの女と一緒に暮らすよりも、荒れ野に住む方がまだましだと書かれています。
「あなたいっつも○○じゃない!」
「ぜんぜん○○してくれない」
「どうしてあなたは○○なの?」
といった批判の言葉は、安らぐはずの家庭を精神的な針のむしろにしてしまいます。
これが続くと、「家にいたくない」「別れたい」と思われてしまうのです。
夫にとって一番ありがたいのはズバリ「妻の機嫌が安定していること」です。
それが難しいことなのはよくわかりますが、これが夫の本音です。
離婚したいと夫が言う理由3 友達関係の欠如
「離婚したい」と夫が言う理由の3つめは、妻との友達関係の欠如です。
付き合っているころは一緒にいろんなところに行って、楽しいことをしたのに、結婚して出産すると全く夫の趣味に興味を持たなくなる奥さんは多いようです。
例えば、サッカーの試合を一緒に見に行く、コンサートに一緒に行く、アウトドアのキャンプに行くなどを独身の頃していませんでしたか?
友達としての役割を夫は妻に求めているのに、一切それにこたえなくなる奥さんが多いようです。
別の言い方をすると、結婚してからいわゆる「所帯じみて」しまう妻が多いのです。
「妻とはいつまでも一緒に楽しいことをする友達でいたい」これが夫の本音なのです。
これら3つの理由は私が夫婦カウンセリングをしている中で、夫たちの離婚の理由として挙げられるものです。
筆者プロフィール
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27歳の時、婚約者との擦れ違いを解決できず結婚目前で婚約解消。
その後、この婚約解消の二の舞を踏まぬよう男女関係や夫婦関係修復の法則を聖書から学ぶように。
2010年、夫婦関係修復カウンセラーとして独立。延べ1,000人以上の夫婦をカウンセリングし離婚危機から救う。
現在は、妻に惚れこむ二児の父。
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