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離婚したいと言った相手が考え直すきっかけは、あなた自身が変わることです。
なぜなら、今のあなた自身にあなたの奥さん(旦那さん)は嫌気がさしているからです。
あなた自身が変わることなしに、パートナーの気持ちが変わることはないのです。
突然、奥さんや旦那さんから、離婚宣告を受けることは人生最大のショックと言っても言い過ぎではないでしょう。
離婚して一人になる可能性を考えるとき、誰もが苦しみ、悩み、心に抱えきれない重い荷物を抱えるものです。
あなたは心配の余り、夜眠れなくなるかもしれません。
気持が落ち着かず、仕事や家事が手につかなくなったり、食事がのどを通らず、体重が激減してしまったりしているかもしれませんね。
どうしたら良いかわからず、途方に暮れておられることでしょう。
今回は、仲直りするきっかけとして以下のポイントに焦点を当て、心に留めていただきたいことをお伝えします。
これらは夫婦関係修復カウンセラーが、カウンセリングの中でお話ししているものです。
実際にクライアントさんの奥さん、旦那さんたちが離婚を考え直したきっかけとなっていますので、実証済みの考え方です。
なぜ離婚したいのかを理解する
夫婦関係を修復する最初のステップは、なぜ相手が離婚を望むのかを理解しようとすることです。
「正しい診断は治療の半分」とは、医療分野でよく言われる格言の一つです。
これは、夫婦関係修復においても真実です。
まずは、どうして相手があなたと離婚したいと思うようになったのかを、冷静に状況を考えてみましょう。
突然離婚を言われるケースもありますが、丁寧に振り返ってみれば、その兆候はあったはずです。
例えば、パートナーから「もっと○○してほしい。」「○○はしないでほしい。」と言われたことはありませんか。
言われたのに、無視し続けてきたこと、約束を破り続けてしまったことはありませんか。
もしくはあなたの行動や発言で奥さん、旦那さんが、傷ついて黙ってしまったことがなかったでしょうか。
そのような相手を悲しませる言動を繰り返してきたのではないでしょうか。
以下は、離婚の理由としてよくあげられる主なものです。
性格や価値観の不一致
これが日本の離婚理由の一位です。お互いの性格や価値観が合わないことが原因だということです。
これは、お互いに相手の意見を受け入れることができていない、拒んでいるということです。
自己中心的な態度や相手の意見を無視することは関係を悪化させます。
相手の気持ちを尊重するためには、自分の意見や考えを一度わきにおいて、相手の思いをしっかりと受け止める必要があります。
それをせずに、自分の思いを押し通すことで、相手に悲しい思いをさせてしまうのです。
「私の事なんてどうでもいいのね」「俺の気持ちが分かってないな」と言うがっかりした気持ちです。
それが積み重なって、飽和点に達することで「もう耐えられない。こんなにつらいなら別れたい。」と思うようになります。
コミュニケーションの不足
夫婦の会話が業務連絡のみになってしまったり、それすらもなかったりするご夫婦もおられます。
「結婚しているのにさみしい」と孤独を感じる場合があるのです。
夫婦間のコミュニケーションが不十分な場合、誤解や不満が蓄積しやすくなります。
カウンセリングの現場で「そんなつもりじゃなかったのに」とよくお聞きします。
傷ついた信頼関係が、会話がないことでさらに悪化してしまうのです。
セックスレス
セックスレスや性生活の問題が関係悪化の原因であることもあります。
性的な結びつきは夫婦関係において不可欠であり、重要です。
ほとんどの夫婦はどちらかが一方よりも多く性生活を必要とするので、夫と妻の間でギャップが生じます。
その時に、より切実に夫婦生活を求めるほうが、その必要を感じない相手よりも、精神的な孤独を感じ、傷つきやすい状態になるのです。
あなたに夜の夫婦生活を拒まれるとパートナーは「自分には魅力がないのか」「さみしい」という思いに苦しむようになります。
しかも、これはデリケートな問題なので、面と向かって話し合うことができず、一人で苦しみを抱え込んでしまい、もう耐えられない状態になった時に、表面化することが多いのです。
浮気や不貞行為
不倫や浮気はどんな理由があろうと許されないことです。
風俗やポルノなども、同様です。
なぜなら、夫婦以外の関係で性的な関りを持つことは、結婚の約束に対する裏切り行為だからです。
浮気は信頼を傷つけ、離婚の原因となることがあります。
しかし、誠実に謝罪し、関係を修復しようとする姿勢があれば、一緒に問題を克服できる可能性もあります。カウンセリングなどの支援を検討しましょう。
暴力(DV)や暴言(モラハラ)
不倫同様に、相手を傷つける暴力はあってはならないことです。
暴力や暴言は関係に消えることのない、深刻な悪影響を及ぼします。
酔った上で、暴言、暴力があった場合で、本人が覚えていなくても、受けた方は決して忘れることはできません。
暴力を受けたパートナーは、何かあったらまた怒りが爆発するのではないだろうかと、家の中に爆弾を抱えているような不安と恐怖にさいなまれるようになります。
経済的問題
お金の問題が原因で離婚を考えることもあります。
お金の使い方は、人生で何を大切にしているのか、その人の価値観を表します。
お金に関する意見の不一致は、価値観の不一致を表すのです。
あなたのパートナーは、経済的なことで、自分の意見を受け入れてもらえないと「自分の事なんてどうでもいいんだな」と感じるのです。
自己変革の道 4つのステップ
夫婦関係を修復するために、自分自身を見つめ直し、変わることが重要です。
心理学やノウハウ本などの小手先のテクニックやハウツーは、根本的な解決はできません。
あなたご自身の心が変えられて、文字通り別人になることが必要なのです。
以下は、自己変格に向けて考えるべきポイントです。
ステップ1:状況の把握
離婚の危機に面して、パニック状態になっている場合、まずは落ち着いて何が起こっていて、どうして今のような状態になったのかを把握しなければなりません。
奥さん、旦那さんの気持ちを考えて、状況を整理し、問題に冷静に対処することが必要です。
把握できる限りの事実関係を紙に書き出すことや、誰かに聞いてもらうことも助けとなります。
何よりも、変わるべき自分自身の自己中心の問題を、状況の中に見出すことが大切です。
ステップ2:自己の再評価
自分自身のわがままや失敗に気づくとき「自分はだめな人間なんだ」と落ち込むこともあるでしょう。
それは、変わるためにはどうしても必要なことです。
しかし、自分自身の価値を認識し、自尊心を保つことも大切です。
たとえあなたがパートナーを傷つけてしまって、離婚を迫られたとしても、あなたはかけがえのない大切な一人の人であることに変わりはありません。
これからの自分自身のために、過去の過ち、罪に対処し、これを変わる機会ととらえましょう。
ステップ3:感謝の気持ちを持つ
今まで当たり前に思ってきた、奥さん、旦那さんに対して、感謝の心を持つことは、夫婦関係修復のきっかけとして、次の一歩です。
「木が良ければ実が良い」と言われるように、あなたの心はあなたの表情、行動に現れます。
離婚を言い渡されて、奥さん、旦那さんを失う危機に直面しているあなたは、パートナーがどれほど大切な人であったかを改めて感じておられることでしょう。
夫婦関係を修復するために、感謝の気持ちを新たにすることが大切です。
結婚前から今に至るまで、奥さん、旦那さんがあなたにしてくれたことを書き出してみるのも助けになるでしょう。
過去の良い思い出や共有した経験を振り返り、感謝の意をあらたにしましょう。
ステップ4:手紙で気持ちを伝える
手紙を書くことで、あなたは心の深い思いを表現することができます。
直接の対話が難しい場合でも、手紙を通じて気持ちを伝えることができます。
夫婦関係修復の手紙の書き方の記事はこちらです。
プロのカウンセリングを受ける
夫婦関係修復のために、プロのカウンセリングを受けることは非常に有効です。
カウンセラーは中立な立場から問題を分析して、自分では見えなかった課題や、解決方法を示してくれます。
カップルでカウンセリングを受ける場合は、中立な立場の第三者がいることで、夫婦は落ち着いて自分の気持ちを表現することができます。
また、カウンセリング後に、夫婦間の直接のコミュニケーションを改善する手助けをします。
個別セッション
個別カウンセリングのセッションでは、夫、妻と別々に時間をとって話をします。
カウンセラーとの心理的な安全性が担保されている場所と時間の中で、自分自身やパートナーに焦点を当て、感情や課題について深く掘り下げることができます。
個別セッションはお互いに対する理解と取り組むべきことをはっきりさせることができます。
カップルセラピー
カップルカウンセリングは夫婦が一緒にカウンセラーと相談する場です。
相手の生の心の声を聞くことで「そんな風に思ってたんだ」とパートナーの気持ちをリアルに理解できるようになります。
夫婦間のコミュニケーションを改善し、信頼関係が回復していきます。
それぞれの問題を互いに共有することで、夫と妻が一緒に取り組める解決策を見つける手助けをします。
カウンセラーは中立的な立場から課題を分析し、双方の視点を理解するのに役立ちます。
避けるべきやってはいけない3つのNG行動
夫婦関係修復の過程で、できるだけ避けるべき行動もあります。
以下は、やってはいけない、NG行動の例です。
やってはいけいない1:懇願する
離婚したいと言われて、頭が真っ白、パニックになり「どんなことでもするから離婚だけはしないで」と懇願することがあります。
しかし、それは逆効果です。
実際に土下座したというご主人たちもおられますが、避けた方が良いです。
あなたの奥さん、旦那さんはかえって「こんな人だったのか」と離婚したい気持ちを強化してしまいます。
誠実に謝罪し、変わりたい意志を示すことが大切ですが、冷静さを失わず、品位のある態度を保ちましょう。
やってはいけいない2:離婚を拒絶する
「何とか夫婦関係修復したい」「離婚したくない」と言うあなたの気持ちはよくわかります。
しかし、夫婦関係修復のためには、奥さん、旦那さんに「絶対に離婚しない」とつっぱねることも逆効果なのです。
「ああ、やっぱりこの人はわたしの話を聞く気はないんだな」「わたしのつらい気持ちがわからいんだな」と相手を幻滅させてしまします。
まずは「離婚したい」と思うほどになってしまった相手の心の痛み、つらい気持ちを理解し、受け止めましょう。
その上で、一定の期間を置いて検討する余地を残すようにすることが大切です。
やってはいけいない3:子供や親を利用する
子供や親を利用して相手をつなぎとめようとすることは避けましょう。
子供の幸福を優先することは大切なことです。
しかし、本質的なことはあなたご自身が心を入れ替えて、相手を大切にする人に変わることです。
他の人を当てにして相手を説得しようとする行為は、あなたがパートナーを操作しようと裏で糸を引いていると感じさせてしまうことがあります。
それによって、かえって問題をこじらせてしまう可能性があります。
離婚を考え直すきっかけ まとめ
あなた自身が変わることにより、離婚を避け、夫婦関係修復のきっかけを見出すことは可能です。
相手の離婚の理由を理解し、自己変革に取り組み、感謝の気持ちを持って、プロのカウンセリングを受けることで、新しい可能性が開けるかもしれません。
あなたとあなたのパートナーが、離婚を考え直すきっかけをつかみ、夫婦関係修復のための新たな始まりへのステップを踏み出すことを願っています。
夫婦関係修復カウンセラー日向陽一でした。この記事がお役に立ったら、他の記事も読んでいってください。
筆者プロフィール
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27歳の時、婚約者との擦れ違いを解決できず結婚目前で婚約解消。
その後、この婚約解消の二の舞を踏まぬよう男女関係や夫婦関係修復の法則を聖書から学ぶように。
2010年、夫婦関係修復カウンセラーとして独立。延べ1,000人以上の夫婦をカウンセリングし離婚危機から救う。
現在は、妻に惚れこむ二児の父。
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