
夫、妻から「離婚したい」と言われてしまった。
何とか離婚回避したいがどうしたらいいかわからない。
夫婦関係修復のためにいろいろ努力し始めたが効果がない。
むしろ逆効果ではないかと感じる。
もしあなたがこんな状況だったらきっとこの記事が役に立つと思います。
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Contents
離婚回避のご相談を受ける中で「してはいけないこと」として私がおつたえてしていることをお教えします。
きっとあなたの参考になるはずです。
離婚回避してはいけないこと1:「絶対に離婚しない」とつっぱねる
してはいけないことの一つ目は「絶対に離婚しない」と相手の要望を拒否することです。
例えば「どうしてそんなひどいこと言うの」と責めてしまうことがあります。
「子供たちはどうするの、信じられない」など相手がそれ以上何も言えなくしてしまう場合もあります。
「もう二度とそんなこと言わないで」と離婚の話題を封印しようとする人もいます。
人間は誰でも自由を必要としています。
そして、その自由を拘束されると息苦しく感じるものです。
「離婚したい」と切り出してきたからには、それなりの理由と覚悟があるのです。
それをはなから否定されると相手は自分の自由が奪われたと感じます。
そうなると「何とかして自由になりたい」「離婚したい」という願いが強化されてしまうのです。
ですから、相手の要望を全否定することは避けなければいけません。
離婚回避してはいけないこと2:「なんでもするから」とすがりつく
離婚を回避したい人がしてはいけないことの二つ目は自尊心を捨てて相手の言いなりになろうとすることです。
例えば
「私が変わるから、どうしたらいいか教えて」
「私、がんばるから何でも言って」
などと言ってしまいます。
これは、一つ目の全否定のアプローチとは違っているように見えるかもしれません。
しかし、本質的には離婚の可能性を否定しているのです。
これらの言葉の裏には「どんなことをしても離婚したくない」という思いがあります。
その思いは相手に伝わって、「囚われている」という感覚を相手に与えます。
一つ目の場合と同様に相手の「離婚したい」「自由になりたい」という思いを強化する結果になってしまいます。
ですから、「なんでもするから離婚しないで」というアプローチをしてはいけないのです。
離婚回避のためすべきこと: 相手の離婚の意志を認め、自由を与える
それでは、どのようにして離婚の危機を回避ればいいのでしょうか。
それは、相手の「離婚したい」という意向を受け止め、とりあえず認めて、相手に自由を与えることです。
してはいけない二つのこと繰り返しお話したことがあります。
それは「離婚したい」という意思を否定されればされるほど、相手の「離婚したい」という思いは強化されるということです。
逆に「離婚したい」という意志を受け止めてもらえば、相手はひとまず冷静になれるのです。
つまり、相手にも自分にも熟考するスペースをあげるのです。
そうすることで「離婚したい」と言い出した妻や夫は「本当に自分は離婚したいのだろうか」と再考を迫られることになります。
同時に「離婚したい」と言われたあなたは、冷静に自分たちの夫婦の今までのあり方を思いめぐらし、対策を考えることができるようになるのです。
まとめ:パニックしてはいけない、こんな時こそ冷静になる
今回の内容をまとめると以下のようになります。
「離婚したい」と言われてもパニックしない。
- 「絶対に離婚しない」と相手の意志を全否定しない
- 「なんでもするから離婚しないで」と相手にすがりつかない
まずは冷静に状況を受け止める。
- 「離婚したい」という相手の要望をとりあえず認める
- 相手にも自分にも考えるスペースをあげる
いかがでしょうか。
カウンセリングの中で私のところに来られる皆さんに差し上げているアドバイスを共有させていただきました。
あなたのご夫婦の離婚回避にお役に立てればうれしいです。
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筆者プロフィール
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27歳の時、婚約者との擦れ違いを解決できず結婚目前で婚約解消。
その後、この婚約解消の二の舞を踏まぬよう男女関係や夫婦関係修復の法則を聖書から学ぶように。
2010年、夫婦関係修復カウンセラーとして独立。延べ1,000人以上の夫婦をカウンセリングし離婚危機から救う。
現在は、妻に惚れこむ二児の父。
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