
妻から離婚したいと言われてしまった。
いろいろと試してみたが妻の気持ちは変わらない。
今別居中でなんとか関係を修復したい。
あなたがこのような状態なら、この記事が役に立つと思います。
聖書の言葉から、妻は夫から何を必要としているのかを考えていきましょう。
“同じように、夫たちよ、妻が自分より弱い器であることを理解して妻とともに暮らしなさい。
また、いのちの恵みをともに受け継ぐ者として尊敬しなさい。”
ペテロの手紙 第一 3章7節
目次
離婚したくない夫へ聖書の言葉が教える妻との関係修復1:妻が根本的に自分と違うと認識する
聖書は男性と女性の根本的な違いについて教えています。
神様が最初に人間を造った時に「男と女とに創造した」と書かれています。
男性と女性は別々のものとしてデザインされ、造られているのです。
ですから、夫である私たちは妻たちの女性としての必要を学ぶ必要があります。
離婚したくない夫へ聖書の言葉が教える妻と関係修復2:妻のデリカシーを尊重する
夫たちに「妻が自分より弱い器であることを理解し」なさいと聖書は教えています。
女性は男性に比べて繊細なのです。
ちょうど高級な陶器の器が傷つきやすくデリケートなように、女性はちょっとしてことでも深く傷ついてしまうものなのです。
夫たちは妻のデリカシーを尊重する必要があります。
離婚したくない夫へ聖書の言葉が教える妻との関係修復3:生活の中で妻をいたわる
「妻が自分より弱い器であることを理解して妻とともに暮らしなさい。」と書かれています。
生活の中のいたるところで妻への思いやりを示す必要があります。
彼女の悩み、苦しみ、労苦を知り、それを和らげるために仕えることが夫にともめられているのです。
具体的な生活の営みというのは多くの部分を妻が担っています。
その中での労苦を、具体的にも、精神的にも夫が一緒に担うことは、妻にとっては大きな励ましであり、慰めなのです。
離婚したくない夫へ聖書の言葉が教える妻との関係修復4:妻の笑顔を人生の目的にする
続けて「いのちの恵みをともに受け継ぐ者として尊敬しなさい。」とあります。
妻を尊敬すること、重んじることが夫たちに命じられています。
聖書は男尊女卑の考えを否定します。
妻を重んじ、妻の幸せを第一に考えることが夫の務めなのです。
何が妻を笑顔にするのか、何が妻を悲しませるのかを知って、妻を幸せにしている夫は、神様のデザインにかなった夫婦関係を築いています。
旧約聖書では、結婚してから一年間、夫は兵役を免除され、家にいて妻を喜ばせなければならないと命じられています。
その間、妻の心を知り、妻を笑顔にすることが、兵役に代わる夫の仕事となったのです。
妻を愛し、家庭を大切にすることは、国のために命を投げ出すことよりも尊い、価値のある働きだと神様は考えておられるのです。
いかがでしたか。
神様の教えから妻をどのように愛するかを考えてみました。
あなたの夫婦関係回復のヒントになり、お役に立てたらうれしいです。
筆者プロフィール

- ひゅうが よういち
-
夫婦関係修復カウンセラー。
2010年から500組以上の夫婦の相談、離婚の危機にあるご夫婦のカウンセリングを手がける。聖書を基盤とした本質的な夫婦関係修復法を提供し、多くの夫婦の関係再構築を支援している。
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