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夫が他の女性と関係を持った。
夫の浮気、どう対応すればいいか途方に暮れている。
裏切った夫を許せない私はおかしいのかもしれない。
あなたがこんな風に感じておられるなら、この記事が役にたつと思います。
聖書の言葉から、夫の浮気をどうとらえるかを考えてみます。
「妻は自分のからだについて権利を持ってはおらず、それは夫のものです。
同じように、夫も自分のからだについて権利を持ってはおらず、それは妻のものです。」
1コリント7章4節
旦那さんの浮気が許せない妻のために1:夫の裏切り行為、許せなくて当然
聖書は夫のからだの権利は夫のものではなく、妻のものである、と教えています。
不思議な感じがするかもしれませんが、結婚すると同時に、私たちは自分のからだの権利をパートナーに与えることになるのです。
ドラえもんのジャイアンの名セリフに
「お前のモノは俺のモノ、俺のモノは俺のモノ!」
というのがあります。
いじめっ子らしいおかしな論理ですよね。
聖書が教える夫婦の関係では「私のからだは夫のもの、夫のからだは私のもの」となるわけです。
ですから、浮気、不貞行為を行うのは、相手の権利を奪う裏切り行為です。
妻はそれに対して憤慨していいのです。
旦那さんの浮気が許せない妻のために2:妻の毅然とした態度が夫を目覚めさせる
浮気をする夫は、自分中心の罪にとらえられています。
自分の欲求を満たすために、妻を傷つけることをいとわないで、他の女性との関係におぼれているのです。
ですから、妻は夫の浮気が発覚すると同時に、警鐘を鳴らさなくてはいけません。
家が火事になっているのですから、緊急事態です。
すぐにあらゆる手段を講じて火元を止めなければいけません。
それをそのまま見過ごしてはいけないのです。
自分の欲望、罪の奴隷になっている夫に、自らの状態を自覚させることは、彼の助け手である妻の役目です。
具体的に言えば「あなたがほかの女性と関係をもつなら、家から出て行って」とはっきり宣言なければいけません。
夫婦の状態は様々ですので、誰かしら信頼できる相談相手の助言をもらいながら、夫の罪に毅然と立ち向かう態度をとることを強くお勧めします。
そうすれば、夫たちは「ああ、俺はなんて愚かなことをしているんだ!」と目を覚ます可能性が高くなります。
「俺はこの女性との関係で今まで築いて来た家庭のすべてを失おうとしている」という自分の状態に気づくのです。
この時の妻は、真冬の路上で泥酔していて、そのままでは凍死してしまうであろう人を助けるために、大声をかけて揺り起こす人のようです。
旦那さんの浮気が許せない妻のために3:性生活で満たされている夫は浮気に走らない
ここからはおくさんたちにはちょっと耳の痛い話になります。
そもそもだんなさんがほかの女性に走るということは、妻の責任もある程度はあると考えなくてはいけません。
もちろん、裏切った夫に非はあります。
しかし、妻との関係で満たされている夫は、他の女性の魅力、誘惑に対して守られるということも事実なのです。
私がご相談をお受けするおくさんたちの話を伺っているといくつかの共通点が見いだされます。
1.夫の性的な必要を後回しにしている
2.夫よりも子供を優先している
3.夫に対して批判的な態度、責めるような言葉が多い
4.夫に対する感謝が乏しいい
男性は妻との関係で性的に満たされる必要があります。
そうでないと、どんなに誠実な男性であっても、他の女性の魅力にひかれてしまうのです。
もちろん、夫としてはその誘惑から自らを守る責任があります。
大げさに聞こえるかもしれませんが、夫は毎日、妻への貞節を守るために、自らの内にある欲望と闘わなくてはいけないのです。
手遅れになる前に、夫と親密な性生活を大切にしていただきたいと思います。
いかがでしたか?
ご主人の浮気を許せないと感じておられるあなたのお役に立てたでしょうか。
あなたのご夫婦の関係が満たしあい、幸せなものであることを心から願い、祈ります。
筆者プロフィール
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27歳の時、婚約者との擦れ違いを解決できず結婚目前で婚約解消。
その後、この婚約解消の二の舞を踏まぬよう男女関係や夫婦関係修復の法則を聖書から学ぶように。
2010年、夫婦関係修復カウンセラーとして独立。延べ1,000人以上の夫婦をカウンセリングし離婚危機から救う。
現在は、妻に惚れこむ二児の父。
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