妻が夫にキレるわけ「妻が怖い」あなたに 怒りの奥にある本当の妻の気持ちとは?

妻が夫にキレるわけ

妻がいつも不機嫌で家に帰るのが苦痛。

 

妻のがちょっとしたことですぐにキレる

 

妻の気持ちがわからず途方に暮れることがある。

 

あなたがこのような状況におられるなら、この記事が役に立つと思います。

 

聖書の言葉から、おくさんとの関係を修復する方法をお伝えします。

 

「自分の妻を自分のからだのように愛さなければなりません。

 

自分の妻を愛する人は自分を愛しているのです」

 

エペソ人の手紙 5章28節

 

 

妻がキレるわけ1:常にある不安な気持ち

 

聖書は夫たちが「自分のからだのように」妻を愛することを教えています。

 

では、私たちはどのように自分のからだを愛しているのでしょうか。

 

私たちは自分のからだの必要にはとても敏感です。

 

「のどが渇いた」

 

「背中がかゆい」

 

「疲れた」

 

「頭が痛い」

 

など、常にからだの発信する信号に注意を払います。

 

 

これと同じように、私たち夫は妻の状態を敏感に感じ取る必要があります。

 

では、妻の必要とは何でしょうか?

 

 

女性にとって人生の価値は「関係」の中に見出されます。

 

神様がそのように女性を作っておられるのです。

 

男性にとっては関係だけでなく「功績」も大切です。

 

関係の中に人生の価値と意味を求めるのが女性なのです。

 

「愛し愛される関係をもつこと」が女性にとっては非常に重要なのです。

 

 

一番親密な夫婦の関係の中で妻たちが愛を求めることはとても自然なことです。

 

そして、それが得られないことは、彼女たちにとってとても大きな苦痛となります。

 

妻は常に「夫は私を愛してくれているかしら?」という不安を感じています。

 

「もしかして、私のことなんてどうでもいいと思っていないかしら」

 

「私は愛される価値があるかしら?」

 

無意識のうちに彼女たちはこんな風に考えています。

 

妻がキレるわけ2:がっかりして傷つく心

常に不安を抱えている妻が夫との関係で孤独を感じ始めたらどうなるでしょう。

 

夫の仕事が忙しくて毎日帰りが遅い

 

夫は週末疲れていて会話がほとんどない

 

自分の気持ちを話しているのに夫がくみ取ってくれない

 

こんなことが続くと妻は非常にナーバスで、傷つきやすい状態になります。

 

知らずにとっている夫の冷たい態度の一つ一つにダメージを受けてしまうのです。

 

 

妻がキレるわけ3:ガマンの限界がきて爆発

 

このような状態になると、妻は遠回しに夫にSOSサインを送ります。

 

悲しそうな表情

 

ためいき

 

二人でいるときの無言

 

これらは妻から夫へのSOSサインなのです。

 

残念ながらほとんどの夫たちはこのサインが読み取れません。

 

厳しい言い方かもしれませんが、我々男性は関係においてはとても鈍感なのです。

 

だからこそ、聖書は「自分のからだのように」という言葉を用いて私たち夫に教えているのです。

 

体に痛みがあったら手当てをするのが当然です。

 

放っておいたら悪化することは明らかだからです。

 

しかし、妻の心の痛みに関しては気づかないことが多いわけです。

 

妻は一生懸命SOSを発信しているのに夫が気づかないとうっぷんがたまります。

 

「冷たい人!無視するなんて信じられない。」

 

「私のことなんてどうでもいいのね」

 

「あなた全然私の話聞いてくれないじゃない」

 

とキレるようになってしまいます。

 

これは火山のマグマが地上に上がってきて噴火するのと似ています。

 

これが妻がキレる時に起こっていることなのです。

 

 

しかし、マグマが上がってきていることに気づかなかった山麓の住民のように、夫たちは妻の突然の怒りに対して備えができていません。

 

いきなりの妻からの攻撃に完全に無防備な状態で臨むことになるのです。

 

これを経験した夫は「妻が怖い」と感じるようになります。

 

 

いかがでしたか。

 

突然キレるおくさんたちの心の中で何が起こっているのかを考えてみました。

 

この記事がきっかけとなり、あなたのご夫婦の関係が回復し、満たしあう幸せなご夫婦になることを心から祈ります。

 

 

 

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筆者プロフィール

日向 陽一
27歳の時、婚約者との擦れ違いを解決できず結婚目前で婚約解消。
その後、この婚約解消の二の舞を踏まぬよう男女関係や夫婦関係修復の法則を聖書から学ぶように。
2010年、夫婦関係修復カウンセラーとして独立。延べ1,000人以上の夫婦をカウンセリングし離婚危機から救う。
現在は、妻に惚れこむ二児の父。