浮気を後悔している離婚したくない夫へ。関係修復して離婚回避する方法

ほかの女性と関係を持ち妻を裏切ってしまった。

 

妻は深く傷つき、一緒に暮らすのがつらくて別居中。

 

土下座して謝ったが、妻の離婚の意志は固い。

 

あなたがこのような状態なら、この記事が役に立つと思います。

 

聖書の言葉から、人はどうやったら変わることができるのかを考えます。

 

人は、新しく生まれなければ、神の国を見ることはできません。

 

ヨハネの福音書３章３節

 

浮気を後悔する関係修復したい夫へ1：今の延長では離婚回避できないと知ろう

 

“さて、パリサイ人の一人で、ニコデモという名の人がいた。

 

ユダヤ人の議員であった。

 

この人が、夜、イエスのもとに来て言った。

 

「先生。私たちは、あなたが神のもとから来られた教師であることを知っています。アイキャッチ画像を設定

 

神がともにおられなければ、あなたがなさっているこのようなしるしは、だれも行うことができません。」”

 

ヨハネの福音書　3章1～2節

 

今回は浮気後の離婚回避、関係修復を、新約聖書に出てくるある人物とイエス・キリストとのやり取りを通して考えてみたいと思います。

 

ユダヤ人の指導者であるニコデモという人が、夜人目を忍んでイエス様のところに来ました。

 

社会的には立派な人でも、人に言えない悩みがあったのでしょう。

 

彼の悩みはどうしたら天国に入れるかということでした。

 

私のカウンセリングの相談に来られる方々も、社会的には立派な管理職や、専門職の方が多いです。

 

そのような中で、浮気の悩み、離婚したいと言われてしまった方々もおられます。

 

ニコデモは、人生経験も、知識もありました。

 

しかし彼の問題はそれらでは解決できませんでした。

 

彼の能力の限界を超える問題だったのです。

 

浮気を後悔している夫の皆さんの問題も、奥さんの心の深い傷、お子さんたちの苦しみも、人間の能力の限界を超える問題だといえるでしょう。

 

ですから、私自身は聖書の言葉を知っているクリスチャンのカウンセラーとして、それにどのように取り組んでいくかを一緒に考えていくのです。

 

第一に覚えていただきたい大切なことは、罪を犯してしまった現状の解決策、関係修復の方法は、今までの延長線上にはないということです。

 

別の言い方をすれば、奇跡が起こらな刈れば、不倫、不貞によって壊れた夫婦関係の修復はまずできないということです。

 

では、その奇跡とはどのようなものなのでしょうか。

 

続きを読んでいきましょう。

 

浮気を後悔する関係修復したい夫へ２：男として生まれ変わる決心をしよう

“イエスは答えられた。

 

「まことに、まことに、あなたに言います。

 

人は、新しく生まれなければ、神の国を見ることはできません。」

 

ニコデモはイエスに言った。

 

「人は、老いていながら、どうやって生まれることができますか。

 

もう一度、母の胎に入って生まれることなどできるでしょうか。」”

 

ヨハネの福音書　3章3～4節

 

「新しく生まれる」ことがなければ、人は神の国を見ることができないとイエスはニコデモに教えました。

 

この「神の国」とは天国、永遠の命だと理解することができます。

 

ニコデモは戸惑います。

 

「自分は年寄りなのに、新しく生まれるなんてできるはずがない」と思ったのでしょう。

 

これは、聖書の中でも中心的な部分をなしている「新生（しんせい）」についての教えです。

 

別人になる、今までの延長線上ではなく、全く新しい人になること意味しています。

 

離婚回避のことを考えてみましょう。

 

あなたの奥さんが離婚したいあなたが、全く別人に変わったらどうでしょうか。

 

奥さんはあなたという人に嫌気がさしているわけです。

 

自分を裏切ったひどい人、同じ屋根の下に一緒にいるのも耐えられない。

 

彼女はそう感じているわけです。

 

しかし、もしあなたの人格、人柄が全く変われば、話は別です。

 

私のカウンセリングの中では、離婚回避の相談に来られたクライアントの皆さんに、「生まれ変わること、別人になることを目指しましょう」とお伝えしています。

 

浮気を後悔する関係修復したい夫へ３：生まれ変わるには神様の助けが必要

“イエスは答えられた。

 

「まことに、まことに、あなたに言います。人は、水と御霊によって生まれなければ、神の国に入ることはできません。

 

肉によって生まれた者は肉です。

 

御霊によって生まれた者は霊です。

 

あなたがたは新しく生まれなければならない、とわたしが言ったことを不思議に思ってはなりません。

 

風は思いのままに吹きます。

 

その音を聞いても、それがどこから来てどこへ行くのか分かりません。

 

御霊によって生まれた者もみな、それと同じです。」”

 

ヨハネの福音書　3章5～8節

 

イエスはニコデモに説明しました。

 

人間的な努力によって新しく生まれることはできない。

 

霊によって、神様の力によって生まれなければ、人は新しくなることはできない。

 

神様の霊、というとなにか不思議なこと、理解不能なことのように感じられます。

 

しかし、イエスは神の霊の働きを、風にたとえられました。

 

風が吹く、その音が聞こえる。

 

風が吹いて木々の葉を揺らす。私たちの髪をなびかせ、顔を撫でてゆく。

 

風は見えないけれど、その力を私たちは感じることができる。

 

そんな風にイエスさまは説明されたのです。

 

新しく生まれるということは、罪の悔い改めと、神に対する信仰を持って、新しく生きるということです。

 

神様のいのちが私たちのうちに与えられて、罪の中に死んでいた私たちのたましいが、生き返るということなのです。

 

繰り返しになりますが、これは、聖書の中心的な教えです。

 

妻より、子どもたちの幸せより、自分の欲望を選んでしまった浮気をしてしまう心、自己中心の罪は、新しく生まれることによってしか解決できない。

 

そのことを教えられます。

 

いかがでしたか。

 

あなたが心変えられて、新しく生まれ、奥さんとの関係が、修復、回復されることを心から願っています。