夫婦喧嘩ですぐ離婚という旦那さんの心理 夫婦関係改善方法

すぐ離婚という旦那さんの心理

夫婦喧嘩すると夫がすぐ「離婚する」「離婚だ」と言う。

 

自分は離婚したくないのに「離婚」と言われると傷つく

 

夫婦関係を修復したい。

 

あなたがそんな風に思っているならこの記事が役に立つと思います。

 

夫婦喧嘩ですぐ離婚という旦那さんの心理について考えてみました。

 

 

夫婦喧嘩ですぐ離婚という旦那さんの心理:離婚と言うのはSOSサイン

 

ご主人が「離婚する」と言うのは離婚について考えたことがあるからです。

 

聖書には「心に満ちていることを口が話すのです。」と書かれています。(マタイの福音書12章34節)

 

逆に言うと「心にないことを口が話すことはない。」のです。

 

 

  • 夫婦の関係でご主人がストレスを感じている。

 

  • 不満があるけれどそれを言えずに悶々としている。

 

  • あなたの態度で傷ついて、あなたに嫌気がさしている。

 

 

これらの可能性が考えられます。

 

 

「離婚」と言われると本当に悲しくなると思います。

 

しかし、落ち込むよりも関係修復のための警告サインと受け止めるといいと思います。

 

手遅れになる前に関係修復する余地がまだあるのですから。

 

 

夫婦喧嘩ですぐ離婚という旦那さんの心理:うまく気持ちを伝えられない

 

「離婚」という暴力的な言葉をだんなさんが言うということは、彼がフラストレーションを抱えていることを意味します。

 

子供の喧嘩を見てみると、言い合いをして負けた方が手を出すパターンが多いのです。

 

つまり、言い負かされた方はフラストレーションがたまって、思い余って手を出してしまうのです。

 

 

夫婦喧嘩で夫が「離婚だ」という場合も同じことが考えられます。

 

自分の気持ちを妻に伝えられないフラストレーションが「離婚」という最後の手段をちらつかせるという、言葉の暴力に訴えさせるのです。

 

 

 

夫婦喧嘩ですぐ離婚という旦那さんの心理:夫の心の痛みを理解する

「暴力は弱さの表れである」という言葉があります。

 

言葉の暴力も同じです。

 

 

お互いの気持ちを受け止め、心理的な葛藤、摩擦に耐え、解決策を見出していく。

 

そのためには、人は精神的に成熟している必要があります。

 

 

人を傷つけてしまう人は、ほとんどの場合意図的にしているのではないということは覚えておく必要があります。

 

その人自身苦しんでいるので、周りの人を苦しめていることに気づかないのです。

 

溺れそうになって苦しんでいる人が、助けに来た人にしがみついて二人とも溺れそうになってしまうのに似ています。

 

 

「この人は苦しいからこうなってしまっているんだ」ということがわかってくると、その人に対する見方が変わってきます。

 

 

夫婦喧嘩ですぐ離婚という旦那さんの心理:赦しが必要な私たち

 

そういう意味では、私たちはみんな苦しみを抱えて生きているので、誰かを傷つけずには生きていけない存在だと言えます。

 

とくに親密な夫婦の関係ではその傷は深いものになりがちです。

 

 

ですから、赦しが必要なのです。

 

夫婦関係で一番重要な言葉は「愛してる」ではなく「ごめんね」なのです。

 

 

夫婦喧嘩ですぐ離婚という旦那さんの心理:妻にできること

夫婦喧嘩で離婚とすぐに言ってしまう旦那さんの心の中を考えてみました。

 

では、傷ついて、痛みを感じているのに、その気持ちを素直に表現できない夫に対して妻はどうしたらいいのでしょうか。

 

 

妻にできるのは夫が言っていることではなく感じていることに焦点を絞ることです。

 

つまり「離婚」という言葉ではなく、彼の心の叫び「僕は君の良い夫になりたいのになれなくて苦しい」という思いを受け止めるようにするということです。

 

そこから解決の糸口が見えてくると思います。

 

 

人は「この人は自分の気持ちを分かってくれている」と感じると相手に対して心を開くものです。

 

夫婦関係においては、心の成熟度の高い方が、未熟な方の痛みを引き受けることになります。

 

聖書にも「愛は多くの罪をおおう」(第一ペテロ4章8節)という言葉があります。

 

 

 

いかがでしたか。

 

夫婦喧嘩ですぐ離婚という旦那さんはどんな心なのかを考えてみました。

 

ご夫婦の関係が改善され、満たしあうカップルになるために、参考にしていただけたら嬉しいです。

 

あなたのご夫婦、ご家族の上に、神様の助けと祝福がありますように!

 

 

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筆者プロフィール

日向 陽一
27歳の時、婚約者との擦れ違いを解決できず結婚目前で婚約解消。
その後、この婚約解消の二の舞を踏まぬよう男女関係や夫婦関係修復の法則を聖書から学ぶように。
2010年、夫婦関係修復カウンセラーとして独立。延べ1,000人以上の夫婦をカウンセリングし離婚危機から救う。
現在は、妻に惚れこむ二児の父。