
突然奥さんが出て行ってしまって途方に暮れる男性クライアントさん。
妻の苦しみ、痛みを知り、関係修復する方法を考えてみます。
出て行った理由を知る

もし自分には罪がないと言うなら、私たちは自分自身を欺いており、私たちのうちに真理はありません。
ヨハネの手紙第一1章8節
夫婦の関係再構築、修復の第一歩は自らの罪を認めることです。
罪とは 的外れ つまり 相手を愛さないことです。
積極的に相手を傷つけてしまったこと、また消極的な意味で相手の必要を満たさなかったこと、そのような自分の行動を振り返ってみます。
なぜ奥さんが出て行ってしまったのか、どのようにして奥さんを傷つけてしまったのかを、具体的に振り返る必要があります。
奥さんが 今まで話した言葉や、悲しそうな表情をしたときは、どんな状況で、あなたはどんな言葉や態度をしていたでしょうか。
相手の人格を否定するような言葉や相手が無視されたと感じるような行動、モラハラはなかったでしょうか。相手を避難する時に声を荒げて強い口調で話すことは暴言、つまり言葉の暴力です。
物にあたったり、脅したりすることを含め、手を出してしまうような暴力はなかったでしょうか。
相手が大変な状況なのに、それに気づかないなどの思いやりのない行動、思い当たるフシはなかったでしょうか。
このように、今までの夫婦生活を一つ一つ振り返って確認する必要があります。
相手の痛みを知る

ところが、旅をしていた一人のサマリア人は、その人のところに来ると、見てかわいそうに思った。
ルカの福音書10章33節
夫婦関係の再構築に必要な次のステップは相手の痛みを理解することです。
心の痛みに寄り添うために、相手の立場に自らを置いてみるのです。
先ほど振り返った一つ一つの状況で、奥さんはどんな気持ちだったのでしょう。
夫から、人格を否定するようなことを言われたら、脅すような暴言を言われたら、実際に怖い思いをするような暴力を振るわれたら、困って辛い時に助けてもらえなかったら、と一つ一つ想像します。
そうすると、どれほどの痛みを奥さんが感じていたのかを追体験することになります。
心を入れ替える

神のみこころに添った悲しみは、後悔のない、救いに至る悔い改めを生じさせます...
コリント人への手紙第二7章10節
自らの自己中心的な行動を振り返って、奥さんの痛みを知った時に、あなたは悲しみを感じます。しかしそれは健全な悲しみです。
「なんと言うことをしてしまったのだろう」と愕然としたときに、自らを責める思いが湧いてくるでしょう。
同時に、傷つけてしまったことを謝りたい、そして、相手を大切にしたい思いが生まれてくるのです。
「悔い改め」とは心の向きを変えることです。夫婦関係修復にあてはめれば、自分の事ばかり考えていた心の向きを相手の心に向けていくことです。
そして、そこから再構築に向けて後悔のないようにあらゆる手段を尽くしていくのです。
罪によって傷ついてしまった夫婦関係の修復は、巨額の借金を少しずつ返していくのに似ています。
「焦らず、急がず、怠らず」で長い目で考え、かつ毎日毎日コツコツと信頼関係を積み上げていくのです。
#別居 #夫婦 #再構築
筆者プロフィール

- ひゅうが よういち
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夫婦関係修復カウンセラー。
2010年から500組以上の夫婦の相談、離婚の危機にあるご夫婦のカウンセリングを手がける。聖書を基盤とした本質的な夫婦関係修復法を提供し、多くの夫婦の関係再構築を支援している。
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