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別居中の旦那さんとの連絡は必要最低限で 離婚回避したい妻へ
夫婦カウンセリングの女性クライアントへのアドバイスをこちらでもシェアします。
離婚回避したい妻は頻繁に連絡を取りたがる
妻としては離婚回避するために別居中でも頻繁にLINEで連絡を取りたがる方が多いように感じます。
今頃何しているかな、どんな風に思っているのかな、といろいろと不安に感じる点が多いので、ご主人となるべく接点を保っておきたいと感じるのでしょう。
その気持ちは十分に理解できます。
頻繁な連絡が離婚回避には逆効果になることも
そのように気持ちをつなぎとめようとして妻が取る頻繁なLINEの連絡が夫に負担になるケースが少なくありません。
良かれと思ってやっているLINEやメールの密なやり取りが離婚回避には逆効果になることもあるのです。
別居しているということは、妻と一緒にいたくない、一人になってゆっくり考えたいという夫の気持ちがその背後にはあります。
ですから、頻繁にLINEメッセージを送ることは、彼のプライバシーに土足で踏み込んでいるような印象を与えてしまう可能性があるのです。
別居中の夫の連絡は事務連絡に限る
そういう意味で別居中の夫の連絡は必要最低限の事務連絡に限る方がよいと言えます。
ですから、会社の業務連絡的にどうしても必要なこと以外は、LINEメッセージやメールは控えることをおすすめします。
そうしても、お金のこと、親族のこと、生活のことなど、連絡を取らざるを得ない状況は思ったよりも頻繁にあるはずです。
女性と男性では沈黙の意味が違う
同じことを経験しても、夫と妻では感じ方が全く違う場合があります。
沈黙に関しても、女性と男性では意味が違います。
女性同士のやり取りでは、沈黙は無関心や敵意を表してしまいがちです。
しかし、男性同士では沈黙は相手に対する信頼を表現する手段となりうるのです。
妻の沈黙は、夫に対する無関心ではなく「私はあなたが正しい判断をできると信じています」「だからあなたに自分自身で考えるスペースをあげても安心しています」という信頼のメッセージを伝えるのです。
逆に言うと、頻繁にメールすることは「あなたを放っておくと何をするかわからない、変なことをするのではないか不安です。」という疑いのメッセージとして受け止められてしまうかもしれないのです。
離婚回避のカギとなるのは損なわれてしまった夫婦間の信頼の修復
最終的に離婚回避のカギとなるのは、傷つけあって損なわれてしまった夫婦間にある信頼の修復、回復です。
そして信頼というのは、一歩一歩、一つ一つの思いやり、誠実さの積み重ねです。
三匹の子豚の話に出てくるレンガの家のように、信頼も時間をかけて、あせらず、いそがず、ていねいに時間をかけて築かれていきます。
別居中のご主人の気持ちを真剣に考え、彼を信頼して一人で考えるスペースを上げることも、信頼回復のための一つのレンガとなりうるのです。
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筆者プロフィール
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27歳の時、婚約者との擦れ違いを解決できず結婚目前で婚約解消。
その後、この婚約解消の二の舞を踏まぬよう男女関係や夫婦関係修復の法則を聖書から学ぶように。
2010年、夫婦関係修復カウンセラーとして独立。延べ1,000人以上の夫婦をカウンセリングし離婚危機から救う。
現在は、妻に惚れこむ二児の父。
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