変わりたいけど変われない人が人生を変えるためにできること 夫婦関係修復方法

人生を変えたい時にすべきこと 聖書の言葉に学ぶ夫婦円満の秘訣523

「何年たってもあなたは変わらないのだろうなと思う」と言われた男性クライアントがおられます。

 

 

人はどんな時に変わることができるのでしょうか。

 

①人の力の限界

 

 

②外からの力が必要

 

 

③聖書のことばの力

 

「人は、新しく生まれなければ、神の国を見ることはできません。」ヨハネ3:3

 

 

 

 

変わろうとする人の力の限界

 

 

この聖書のことばは、イエス・キリストが語られたものです。

 

 

ある晩、一人の男性が、イエス・キリストのところにきました。

 

 

彼はユダヤ人の議員で指導的な立場にいるニコデモという名の人でした。

 

 

 

彼は個人的な問題を抱えていました。

 

 

そのために人目を忍んでイエス様に会いに来たのです。

 

 

彼は知識もあったし地位もありました。

 

 

しかし、自分の力の限界に直面していたと言えます。

 

 

 

離婚したいと言われたこの男性クライアントも、できる限りの努力をしてきました。

 

 

変わろうと何度も決心して、努力を重ねてきたのです。

 

 

しかし、しばらくすると元に戻ってしまう。

 

 

だから何年も彼と一緒にいる奥さんから「あなたは変わらないのだろうなと思う」と言われてしまっているのです。

 

 

私たち人間の力には限界があります。

 

 

私たちは自分の間違っているとことは分かるのですが、どのように変わったらいいのかがわからないのです。

 

 

このニコデモのように。

 

 

 

変わるためには外からの力が必要

 

 

イエス・キリストは言いました。

 

 

「人は、新しく生まれなければ、神の国を見ることはできません。」と。

 

 

この言葉について考えてみましょう。

 

 

 

私たちは生まれて、今生きています。

 

 

生まれるという行為は、私たちにとっては受け身の行為です。

 

 

お母さんと助産師さんが協力して私たちは生まれてきました。

 

 

当たり前と言えば、当たり前のことですよね。

 

 

でも、よくよく考えてみると、不思議なことでもあります。

 

 

別の言い方をすれば、自分の力ではなく、外からの力によって、私たちは生まれさせられたのです。

 

私たちの心の変化もそれに似ているのだとイエス・キリストはおっしゃるのです。

 

私たちの問題の解決をする鍵、力は、私たちのうちにあるのではなく、私たちの外にあるということですね。

 

 

ですから、自分の中に変わる力を見出そうとしても、それは不可能なことなのだということがわかります。

 

 

心理学や、自己啓発は、自らの中に答えを見つけようとします。

 

 

自己実現、自己肯定感などに見られる「自己」という言葉がその考えを象徴しています。

 

 

表面的にはそれらによって変われたように感じるかもしれません。

 

 

しかし、長期的な人格の変化をもたらすことはできないのです。

 

 

人生を変える聖書のことばの力

 

この言葉を聞いたニコデモは当惑しました。

 

 

「人は、老いていながら、どうやって生まれることができますか。

 

 

もう一度、母の胎に入って生まれることなどできるでしょうか。」

 

 

とイエス・キリストに聞き返しました。

 

 

「そんなことできるはずないじゃないですか」という心の声が聞こえてきそうです。

 

 

イエス・キリストは答えました。

 

 

「風は思いのままに吹きます。

 

 

その音を聞いても、それがどこから来てどこへ行くのか分かりません。

 

 

御霊によって生まれた者もみな、それと同じです。」

 

 

新しく生まれるためには、御霊によって生まれる必要があるのだ、と言われたのです。

 

 

聖書に出てくる「御霊」とは聖霊なる神さまのことです。

 

 

つまり、神様の力によって生まれることでしか、人は変われないのだということになります。

 

 

そして、聖書は「聖霊に動かされた人たちが神から受けて語ったもの」であると聖書の別の箇所であるペテロの手紙第二に書かれています。

 

 

つまり、聖書のことばには人の心を変える力があるということなのです。

 

 

「風は思いのままに吹きます。

 

 

その音を聞いても、それがどこから来てどこへ行くのか分かりません。

 

 

御霊によって生まれた者もみな、それと同じです。」

 

 

私たちは風を見ることができませんが、音を聞き、その力を感じることができます。

 

 

台風の後などは倒された木や飛ばされた看板などを見て、その大きな力を目の当たりにするのです。

 

 

同じように、神様のことばも大きな力があると、イエス・キリストは言われました。

 

 

聖書は二千年の間、人々の心を変え続けてきました。

 

 

世界の人口の3分の1は聖書を信じています。

 

 

それは聖書のことばの力の証明にほかなりません。

 

 

 

私はこのクライアントさんに書きました。

 

 

「○○さんの今の辛い気持ち、神様は良くご存知です。

 

 

神様の言葉である聖書はどんな時も私たち人間に希望を与えてくれます。

 

 

聖書を読み、私の動画をなるべくたくさん見るようにしてください。」

 

 

ニコデモはこの後、イエス・キリストを信じて、新しい人生を歩むようになりました。

 

 

このクライアントさんとも、カウンセリングを通して、聖書のことばによって変えられる経験をさせていただきたいと願っています。

 

 

 

 

最後に

 

 

いかがでしたか。

 

 

三つの点でお話をしました。

 

 

①人の力の限界

 

 

どんなに頑張っても人は本質的に自分の力で変わることはできません。

 

 

②外からの力が必要

 

 

そんな時、私たちに必要なのは自分の外からの助けなのです。

 

 

③聖書のことばの力

 

 

聖書は人の心を変えることのできる神様からの唯一の助けです。

 

 

「人は、新しく生まれなければ、神の国を見ることはできません。」ヨハネ3:3

 

この記事があなたの人生が変わるきっかけとなることを願っています。

 

#変わりたいけど変われない #人生を変える #聖書

 

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筆者プロフィール

日向 陽一
27歳の時、婚約者との擦れ違いを解決できず結婚目前で婚約解消。
その後、この婚約解消の二の舞を踏まぬよう男女関係や夫婦関係修復の法則を聖書から学ぶように。
2010年、夫婦関係修復カウンセラーとして独立。延べ1,000人以上の夫婦をカウンセリングし離婚危機から救う。
現在は、妻に惚れこむ二児の父。