別居中、離婚の危機の男性クライアント。
「息子の心が心配でたまらない。接し方のアドバイスお願いします。」
子どもの心をどのようにケアしたらいいのでしょうか。
①どちらの親も必要
②子どもは無力
③最大限のケア
「自分の子どもたちを怒らせてはいけません。」エペソ6:4
#別居 #子供の気持ち #離婚
どちらの親も必要
子どもは父親も、母親もどちらも必要としています。
その願いはとても切実なものです。
このような動画を見ると心が痛みます。
子どもは無力
親の関係が破綻することは心を引き裂くような痛みを子どもに与えてしまいます。
しかし、子どもはそれについて何もできない存在です。
誰と一緒に住むか、別に暮らすもう一方の親とどのようにかかわるかについても、子どもは選ぶことができません。
その無力感の中で傷つくときに、子どもは「自分は不当に扱われている」と感じます。
そして、心に怒りを感じるようになります。
最大限のケア
聖書は「自分の子どもたちを怒らせてはいけません。」と語っています。
別の言い方をすれば、子どもの必要を正しく満たしてあげなさい、と言っているわけです。
親の関係が難しい状況にある子どものために、最大限のケアをする必要があります。
子どもの必要を満たすためには、たっぷりの愛情と適切なしつけが必要です。
まずは、別居中の奥さんと話し合い、できる限り接点を増やす努力をするとよいでしょう。
会う機会を増やすことができればそれが一番です。
状況により会えない場合は、ITを使ってビデオ通話や音声通話、もしくは手紙などのやり取りもよいと思います。
もう一つは、子どもの前でお互いの悪口を絶対に言わない、という約束を夫婦でしておくことです。
これらは簡単な例です。
その他にも、思いつく限りお子さんのためにできることを、最大限してあげてください。