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酔って暴言を吐く夫との関係に悩んでいる奥さんたちへ、この記事では聖書の教えに基づいた対処法をご紹介します。
ご主人の飲酒による暴言や暴行が理由で離婚される方がおられます。
聖書には、酒に酔うことを避け、誠実な人となるための教えが記されています。
「ぶどう酒に酔ってはいけません。
そこには放蕩があるからです。
むしろ、御霊に満たされなさい。」
エペソ人への手紙 5章18節
神の言葉から、あなたが旦那さんとの関係を改善するための実践的なアドバイスを提供します。
あなたに、酔ってキレる旦那さんとの関係において平和と癒しを得ていただきたいと願っています。
ぜひこの記事と動画をご覧いただき、聖書の教えを活用してより良い関係を築くためのヒントを得てください。
1. 酔う人の心の中
昔から、人はお酒で人生の痛みを和らげようとして来ました。
アルコールで意識を鈍らせるのは、鎮痛剤的な効果を願ってしているのだと言えます。
お酒を飲む人は男性に多いのですが、晩酌をする人は孤独な人が多いようです。
お酒が友達になっている状態とも言えます。
だれにも分かってもらえない、誰とも気持ちを通じ合わせることができないので、お酒を飲むことも多いのです。
しかし、聖書は「酔ってはいけません」とお酒の影響を受けることを禁じているのです。
聖書が何かを禁じるということは、それが私たちの人生を破壊するからなのです。
酔う人の心の中には、さみしさと痛みがあり、間違ったものでそれを満たそうとしているのです。
2. 酔うと自分を抑えられなくなる
「そこには放蕩があるから」と聖書は教えます。
「放蕩」という言葉は「思うままに振る舞うこと」と辞書にあります。
つまり、酔うと私たちが自分を制するために普段かけているブレーキが利かなくなるということです。
ブレーキのない車のように、酔った人は暴走します。
夫婦関係においては暴言や暴行といった形でそれは現れます。
しらふの時には絶対に言わないようなひどい言葉を言ってしまいます。
まともな時には絶対にしないような迷惑行為をしてしまうのです。
私は5歳ぐらいの時に家の前の路地で自分の自転車を蹴飛ばしているおじさんを見ました。
びっくりしてそのおじさんに「ごめんなさい」と謝ったのですが「ふざけるな」と言って怒鳴られたことを今でもよく覚えています。
多くの場合、酔っている人は、自分の姿がわかりません。
どれほどの恐怖、どれほどの苦痛を相手に与えているかがわからないのです。
酔ったうえでの暴言により離婚に至るケースを私は見て来ました。
そして、今もそのようなケースは後を絶たないのです。
3. 別の影響下に自分を置く
「むしろ、御霊に満たされなさい。」と聖書は語ります。
私たちは常になんかしらの影響を受けて生きています。
アルコールの影響下に自らを置くのではない。
神さまの霊の影響下に自らを置くということです。
それは聖書を読み、思いめぐらす生活です。
神さまとのかかわりにおいて、祈りの中で人生の困難や痛みを打ち明け、おりにかなった助けをいただいく生活です。
自分自身の罪深さを暴走させる、お酒に酔うことを避ける生活です。
神さまは私たちのストレス解消の楽しみを奪うお方ではありません。
私たちを災いから守り、平安の歩みへと導いてくださるお方なのです。
筆者プロフィール
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27歳の時、婚約者との擦れ違いを解決できず結婚目前で婚約解消。
その後、この婚約解消の二の舞を踏まぬよう男女関係や夫婦関係修復の法則を聖書から学ぶように。
2010年、夫婦関係修復カウンセラーとして独立。延べ1,000人以上の夫婦をカウンセリングし離婚危機から救う。
現在は、妻に惚れこむ二児の父。
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