おくさんから別れたいと言われてしまった。
妻と別居中だが離婚したくない。
夫として変わることで妻と仲直りしたい。
あなたがこんな状態なら、この記事が役に立つと思います。
聖書の言葉から、夫婦関係の修復方法を考えます。
“神のみこころに添った悲しみは、後悔のない、
救いに至る悔い改めを生じさせますが、
世の悲しみは死をもたらします。”
コリント人への手紙 第二 7章10節
離婚したいと言われた夫の関係修復法1: 心の一新
聖書には「悔い改め」という言葉が出てきます。
これはギリシャ語で「メタノイア」という言葉で、もともと昆虫の変態に関して使われる言葉だそうです。
おくさんに離婚したいと思われた夫にみなさんに相談の中で私がお話しすることは、
「おくさんが離婚したいと思ったあなたとは別人になる必要があります。」ということです。
つまり、イモムシが蝶に変わって、もともとの姿は想像すらできなくなるように、夫として別人になって、おくさんが元のご主人だと思えないほどの変化を感じるようになる必要があるのです。
つまり、聖書的に言うと「悔い改め」が必要なのです。
離婚したいと言われた夫の関係修復法2: 有意義な悲しみ
聖書は「神のみこころに添った悲しみ」が悔い改めを生じさせると教えています。
では、神のみこころに添った悲しみとは何なのでしょうか。
それは、自分のわがままによって、どれほど相手を傷つけてしまったのかを嘆く悲しみです。
そして、自分がそのような自己中心的な人間であることを悲しく思う心です。
そのためには、自分がどのように妻を傷つけてしまったのかを、深く考え、知る必要があります。
私のカウンセリングの中では、おくさんとのやり取りの中からそのヒントを探り、一緒に考えていきます。
離婚したいと言われた夫の関係修復法3: 無意味な悲しみ
聖書にはもう一つの悲しみとして「世の悲しみ」というものがあげられています。
それはひとつには「俺はもうだめだ」というあきらめの悲しみです。
また「相手がこんな人じゃなければ」と問題を相手のせいにする悲しみです。
このような思いから、悔い改めが生じることはありません。
このような考えを持っていると、夫婦の関係修復は難しく、離婚に至る確率が高くなります。
いかがでしたか。
あなたとおくさんの関係の修復のため、お役に立てればうれしいです。