めんどくさいことをしてあげるのが夫婦の本当の愛 聖書の言葉に学ぶ隣人愛

めんどくさいことをしてあげるのが夫婦の本当の愛 聖書の言葉に学ぶ隣人愛

離婚したいと言われてしまった。

 

どうやって夫婦関係を修復したらいいかわからない。

 

具体的に離婚を回避する方法を知りたい。

 

あなたがこのような状態ならこの記事が役に立つと思います。

 

聖書の言葉から夫婦の本当の愛を考えてみましょう。

 

“ところが、旅をしていた一人のサマリア人は、その人のところに来ると、見てかわいそうに思った。”

 

ルカの福音書 10章33節

 

聖書の言葉に学ぶ夫婦の本当の愛1:深く傷つく夫、妻たち

 

“イエスは答えられた。

 

「ある人が、エルサレムからエリコへ下って行ったが、強盗に襲われた。

 

強盗たちはその人の着ている物をはぎ取り、殴りつけ、半殺しにしたまま立ち去った。”

 

ルカの福音書 10章30節

 

イエス様のたとえ話の中でもっとも有名なものはこのように始まります。

 

強盗に襲われて半殺しになった人。

 

夫婦の関係でも深く傷ついて、離婚という夫婦関係の死を望むようになった人たちがいます。

 

私のところに来られる皆さんの伴侶の方々は「離婚したい」と思うほどに夫婦の関係で苦しい思いをしておられます。

 

聖書の言葉に学ぶ夫婦の本当の愛2:「めんどくさい」は愛の真逆


 

“たまたま祭司が一人、その道を下って来たが、彼を見ると反対側を通り過ぎて行った。”

 

ルカの福音書 10章31節

 

半殺しになった人を素通りした人がいました。

 

なぜ彼は苦しんでいる人を放っておいて行ってしまったのでしょうか。

 

それは書かれていません。

 

しかし、彼は自分のことのほうが、この倒れている人のことよりも重要だったのでしょう。

 

「かかわりになったらめんどくさいことになる」と思ったのでしょう。

 

この「めんどくさい」という思いはあらゆる関係の問題の根本にある自己中心の心、罪を表しています。

 

妻の話を聞くのがめんどくさい。

 

夫の性生活の相手をするのがめんどくさい。

 

気持ちを思いやるのがめんどくさい。

 

このような思いを感じたことのない人はいないのではないでしょうか。

 

もちろん、私も例外ではありません。

 

この「めんどくさい」が積み重なって、関係が悪化していきます。

 

聖書の言葉に学ぶ夫婦の本当の愛3:「めんどくさい」を凌駕する「かわいそう」の思い


 

“ところが、旅をしていた一人のサマリア人は、その人のところに来ると、見てかわいそうに思った。

 

そして近寄って、傷にオリーブ油とぶどう酒を注いで包帯をし、自分の家畜に乗せて宿屋に連れて行って介抱した。

 

次の日、彼はデナリ二枚を取り出し、宿屋の主人に渡して言った。

 

『介抱してあげてください。もっと費用がかかったら、私が帰りに払います。』”

 

ルカの福音書 10章33~35節

 

あるサマリヤ人がやってきて、この人を救いました。

 

彼はめんどくさい思いを乗り越えて、苦しんでいる人の助けとなりました。

 

「その人のところに来ると、見てかわいそうに思った。」とあります。

 

この「かわいそう」という思いは「めんどくさい」に勝ちました。

 

妻の苦しみ、悲しみを「かわいそう」と思うとき、私たちは具体的に行動を起こします。 

 

相手の苦しみをいやすためにできることを何でもしたいと思うようになります。

 

そして、一つ一つの親切、やさしさを積み重ねていくようになるのです。

 

いかがでしたか。

 

この記事があなたの夫婦関係修復のお役に立てたらうれしいです。

 

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筆者プロフィール

日向 陽一
27歳の時、婚約者との擦れ違いを解決できず結婚目前で婚約解消。
その後、この婚約解消の二の舞を踏まぬよう男女関係や夫婦関係修復の法則を聖書から学ぶように。
2010年、夫婦関係修復カウンセラーとして独立。延べ1,000人以上の夫婦をカウンセリングし離婚危機から救う。
現在は、妻に惚れこむ二児の父。