「もう限界。離婚したい」とご主人から言われた女性クライアントさん。
理由はモラハラ、暴言に耐えられなくなったということでした。
モラハラとは何か、どのように治すのか、加害者になってしまった方のために聖書からお話しします。
知らずに犯す言葉の暴力
「舌は休むことのない悪であり、死の毒で満ちています。」ヤコブの手紙3章8節b
聖書は攻撃的な言葉を発する舌を「休むことのない悪」であり「死の毒で満ちています
。」と表現しています。
暴言は夫婦関係を破壊するほどの恐ろしい力を持っているのです。
しかし、多くの場合モラハラをしてしまっている人はそれに気づかずにしています。
旦那さん、奥さんから「離婚したい」と言われるほどに関係が傷ついて初めて気づくことが多いのです。
暴言の原因は欲望
「あなたがたの間の戦いや争いは、どこから出てくるのでしょうか。...あなたがたのからだの中で戦う欲望から出てくるのではありませんか。」ヤコブの手紙4章1節
聖書は争いが「からだの中で戦う欲望から出てくる」と教えています。
暴言は自分の願った通りにならない時に、出てきます。
自分の願いに相手が答えてくれない時に、相手を攻撃してしまうわけです。
だからモラハラを治すためには、心を治さないといけないのです。
へりくだると言葉が変わる
「隣人をさばくあなたは、いったい何者ですか。」ヤコブの手紙4章12節
聖書は「悪口を言い合ってはいけません」と警告した後に人間をさばくことができるのは神様だけだと教えます。
モラハラ発言をする人は、知らず知らずのうちに自らを裁判官の位置に、高い位置に置いているのです。
自分も不十分であり、赦される必要がある罪人であることを忘れているのです。
ですから、モラハラを治す唯一の方法は、へりくだることなのです。
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