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聖書から夫婦関係について学んでみたい。
クリスチャンホームだが、夫婦関係に課題がある。
信仰を土台とする本当の愛に満たされる夫婦となりたい。
あなたがこんな風に感じているなら、この記事が役に立つと思います。
港北ニュータウン聖書バプテスト教会で夫婦セミナーをさせていただいた聖書の言葉をシェアします。
“結婚がすべての人の間で尊ばれ、寝床が汚されることのないようにしなさい。
神は、淫行を行う者と姦淫を行う者をさばかれるからです。”
ヘブル人への手紙 13章4節
【聖書の世界観】クリスチャン夫婦の土台は神の愛
“というのは、私はたびたびあなたがたに言ってきたし、今も涙ながらに言うのですが、多くの人がキリストの十字架の敵として歩んでいるからです。
その人たちの最後は滅びです。
彼らは欲望を神とし、恥ずべきものを栄光として、地上のことだけを考える者たちです。
しかし、私たちの国籍は天にあります。
そこから主イエス・キリストが救い主として来られるのを、私たちは待ち望んでいます。
キリストは、万物をご自分に従わせることさえできる御力によって、私たちの卑しいからだを、ご自分の栄光に輝くからだと同じ姿に変えてくださいます。
“ピリピ人への手紙 3章18~21節
クリスチャンは何よりも、神様によって新しく生まれ、天国を目指して歩む人々です。
信仰のない人たちはこの世のことだけを考えて生き、滅びに向かっているのです。
夫婦関係を考えるうえでも、このことが最も重要です。
【結婚と純潔の尊さ】真実に生きるための助けが夫婦関係
“結婚がすべての人の間で尊ばれ、寝床が汚されることのないようにしなさい。
神は、淫行を行う者と姦淫を行う者をさばかれるからです。”
ヘブル人への手紙 13章4節
“淫らな行いを避けるため、男はそれぞれ自分の妻を持ち、女もそれぞれ自分の夫を持ちなさい。
夫は自分の妻に対して義務を果たし、同じように妻も自分の夫に対して義務を果たしなさい。
妻は自分のからだについて権利を持ってはおらず、それは夫のものです。
同じように、夫も自分のからだについて権利を持ってはおらず、それは妻のものです。
互いに相手を拒んではいけません。
ただし、祈りに専心するために合意の上でしばらく離れていて、再び一緒になるというのならかまいません。
これは、あなたがたの自制力の無さに乗じて、サタンがあなたがたを誘惑しないようにするためです。”
コリント人への手紙 第一 7章2~5節
夫婦はお互いの義務を果たすように私たちは教えられています。
それは、私たちの欲望の満足のためではなく、私たちが神様の前にきよく、真実に歩むための助けなのです。
【妻をいたわるようにとの夫たちへの勧め】弱い器である妻
“同じように、夫たちよ、妻が自分より弱い器であることを理解して妻とともに暮らしなさい。
また、いのちの恵みをともに受け継ぐ者として尊敬しなさい。
そうすれば、あなたがたの祈りは妨げられません。”
ペテロの手紙 第一 3章7節
妻は夫よりも敏感でデリケートです。
その繊細さを理解し、一緒に暮らし、尊敬することが夫にとっての神様からの期待です。
妻の話を聞き、受け止めること、体調を思いやることはこれに当たります。
【夫婦の性の祝福】性生活は夫にとっての泉
“あなた自身の水溜めから水を飲め。
流れ出る水を、あなた自身の井戸から。
あなたの泉を外に散らし、広場を水路にしてよいものか。
それを自分だけのものにせよ。
あなたのところにいる他人のものにするな。
あなたの泉を祝福されたものとし、あなたの若いときからの妻と喜び楽しめ。
愛らしい雌鹿、麗しいかもしか。
彼女の乳房がいつもあなたを潤すように。
あなたはいつも彼女の愛に酔うがよい。
わが子よ。
どうしてよその女に夢中になり、見知らぬ女の胸を抱くのか。”
箴言 5章15~20節
“人は、その妻エバを知った。
彼女は身ごもってカインを産み、「私は、主によって一人の男子を得た」と言った。”
創世記 4章1節
“ヤコブはラケルを愛していた。
それで、「私はあなたの下の娘ラケルのために、七年間あなたにお仕えします」と言った。
ラバンは、「娘を他人にやるよりは、あなたにやるほうがよい。私のところにとどまっていなさい」と言った。
ヤコブはラケルのために七年間仕えた。
ヤコブは彼女を愛していたので、それもほんの数日のように思われた。
ヤコブはラバンに言った。
「私の妻を下さい。約束の日々が満ちたのですから。彼女のところに入りたいのです。」”
創世記 29章18~21節
夫婦の純潔を守るため、性生活は不可欠な要素です。
夫は妻の愛に酔い、ほかの女性に心を惹かれないようにする必要があります。
【同情し合うことの勧め】弱さをいたわり合うことの大切さ
“最後に言います。
みな、一つ思いになり、同情し合い、兄弟愛を示し、心の優しい人となり、謙虚でありなさい。”
ペテロの手紙 第一 3章8節
私たちの不完全さをイエス様はいたわってくださり、私たちの罪のためにご自身をささげてくださいました。
同じ同情の心で、赦し合い、助け合う夫婦でありたいと願います。
いかがでしたか。
あなたのご夫婦が神様の祝福のうちを真実に歩むため、参考にしていただければ感謝です。
筆者プロフィール
-
27歳の時、婚約者との擦れ違いを解決できず結婚目前で婚約解消。
その後、この婚約解消の二の舞を踏まぬよう男女関係や夫婦関係修復の法則を聖書から学ぶように。
2010年、夫婦関係修復カウンセラーとして独立。延べ1,000人以上の夫婦をカウンセリングし離婚危機から救う。
現在は、妻に惚れこむ二児の父。
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