離婚回避の方法、夫婦の危機&倦怠期の乗り越え方

離婚回避の方法、夫婦の危機&倦怠期の乗り越え方

夫婦の関係が悪い。

 

家に帰っても妻が不機嫌。

 

夫婦の倦怠期が長く続いている。

 

あなたがこのような状態なら、この記事が役に立つと思います。

 

聖書の言葉から、揺らぐことのない夫婦関係に必要なものを考えてみます。

 

“雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家を襲っても、家は倒れませんでした。

 

岩の上に土台が据えられていたからです。”

 

マタイの福音書 7章25節

 

夫婦の危機の乗り越え方1:信頼関係の土台を据える

 

“ですから、わたしのこれらのことばを聞いて、それを行う者はみな、岩の上に自分の家を建てた賢い人にたとえることができます。

 

雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家を襲っても、家は倒れませんでした。

 

岩の上に土台が据えられていたからです。

 

また、わたしのこれらのことばを聞いて、それを行わない者はみな、砂の上に自分の家を建てた愚かな人にたとえることができます。

 

雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけると、倒れてしまいました。

 

しかもその倒れ方はひどいものでした。」”

 

マタイの福音書 7章24~27節

 

イエス・キリストのたとえ話です。

 

二つの家が建っていて、両方に嵐と洪水が襲ってきます。

 

岩の上の家は倒れませんでした。

 

しかし、砂の上に立っていた家はひどい倒れ方をしました。

 

夫婦の危機はこのたとえ話の嵐と洪水だと考えることができます。

 

性の不一致や病気、親の介護、子供の教育、経済的な困難、お互いの嫌なところが鼻につくようになるなど、夫婦の歩みにはいろんな嵐が襲ってきます。

 

夫婦にとってこのたとえ話の岩は「信頼関係」と言えます。

 

一方砂は「感情」ということができます。

 

しっかりとした信頼関係で結ばれている夫婦は、危機も倦怠期も乗り越えることができます。

 

しかし、感情をベースにした関係は、持ちこたえることができないのです。

 

難しい状況が来ると夫婦関係が危機を迎え、最悪の場合は離婚に至るのです。

 

では、どのようにして私たちは夫婦の信頼関係を築くことができるのでしょうか。

 

夫婦の危機の乗り越え方2:相手の気持ちを受け止める


“同じように、妻たちよ、自分の夫に従いなさい。

 

たとえ、みことばに従わない夫であっても、妻の無言のふるまいによって神のものとされるためです。

 

夫は、あなたがたの、神を恐れる純粋な生き方を目にするのです。

 

あなたがたの飾りは、髪を編んだり金の飾りを付けたり、服を着飾ったりする外面的なものであってはいけません。

 

むしろ、柔和で穏やかな霊という朽ちることのないものを持つ、心の中の隠れた人を飾りとしなさい。

 

それこそ、神の御前で価値あるものです。

 

かつて、神に望みを置いた敬虔な女の人たちも、そのように自分を飾って、夫に従ったのです。

 

たとえば、サラはアブラハムを主と呼んで従いました。

 

どんなことをも恐れないで善を行うなら、あなたがたはサラの子です。

 

同じように、夫たちよ、妻が自分より弱い器であることを理解して妻とともに暮らしなさい。

 

また、いのちの恵みをともに受け継ぐ者として尊敬しなさい。

 

そうすれば、あなたがたの祈りは妨げられません。

 

最後に言います。

 

みな、一つ思いになり、同情し合い、兄弟愛を示し、心の優しい人となり、謙虚でありなさい。”

 

ペテロの手紙 第一 3章1~8節

 

ペテロの手紙では様々な人間関係についての教えが書かれています。

 

妻に対しての教え、夫に対しての教えに続いて最後の部分では、同情し合うこと、心の優しい人となることの大切さが語られています。

 

ここから夫婦の信頼関係に必要なことを考えてみたいと思います。

 

私たちは自分の気持ちを分かってくれる人を信頼することができます。

 

「ああこの人は私の気持ちを分かってくれる」と感じるとその人との関係が、きずなが強くなります。

 

反対に自分の気持ちを分かってくれない人を信頼することはできません。

 

心が優しい人とは人の痛み、苦しみがわかる人です。

 

つらい時、苦しい時に気持ちを受け止めてもらうことで、私たちの痛みは半減すると言ってもいいでしょう。

 

このように、夫婦の関係においても信頼は相手の気持ちを共有し、受け止めることによって築かれるのです。

 

そのためには、それ相応の時間と労力を必要とします。

 

できることをおろそかにせずに相手の言葉や態度に注意を払い、気持ちを思いやる必要があります。

 

このように時間をかけてしっかりとした信頼を構築することによって、様々な危機を乗り越えられる確かな夫婦関係を持つことができるのです。

 

あなたがさいごにおくさんの話をじっくり聞いたのはいつでしょうか。

 

話し合うために時間をつくったのはいつですか。

 

今日、第一歩として、あなたにできることを始めてみてください。

 

いかがでしたか。

 

この記事があなたの夫婦の危機を乗り越えるお役に立てばうれしいです。

 

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筆者プロフィール

日向 陽一
27歳の時、婚約者との擦れ違いを解決できず結婚目前で婚約解消。
その後、この婚約解消の二の舞を踏まぬよう男女関係や夫婦関係修復の法則を聖書から学ぶように。
2010年、夫婦関係修復カウンセラーとして独立。延べ1,000人以上の夫婦をカウンセリングし離婚危機から救う。
現在は、妻に惚れこむ二児の父。