結婚してるのに孤独!寂しい!妻のための夫と気持ちを通わせる方法

結婚してるのに孤独 寂しい

結婚しているのに旦那と気持ちが通じなくて寂しい

 

結婚して夫婦となってからの方が孤独感に悩むことが多い

 

気持ちを通わせたいのに、話しても溝が深まるばかり。

 

 

そんな風にあなたが感じているなら、この記事が役に立つと思います。

 

夫と気持ちを通わせたいおくさんたちのために、だんなさんに思いを伝える方法をお伝えします。

 

 

 

結婚してるのに孤独で寂しい妻へ:男女が理解し合う難しさとその解決法

 

「孤独が怖ければ結婚するな」とチェーホフは言っています。

 

この言葉の真意は諸説あるようですが、結婚生活の中で寂しいと感じたり、孤独を感じる人が多い現実を示唆していることは間違いないでしょう。

 

 

結婚すればお互いに気持ちを話し合って、満たしあって、生きていける。

 

もう孤独を感じたり寂しく思ったりすることはないと信じて結婚した人にとって、夫婦関係で気持ちが通じないことはとてもつらいことです。

 

一方、男性と女性にはどうしても超えられない違いというものがあることも事実です。

 

聖書は神様が人を「男と女に創造した。」と記しています。

 

つまり、別々の存在として、肉体的にも精神的にも全く違ったニーズを持った存在として男女は造られているということなのです。

 

 

聖書の別の個所には夫たちに向けてこう書かれています。

 

“同じように、夫たちよ、妻が自分より弱い器であることを理解して妻とともに暮らしなさい。

 

また、いのちの恵みをともに受け継ぐ者として尊敬しなさい。

 

そうすれば、あなたがたの祈りは妨げられません。”

 

ペテロの手紙 第一 3章7節

 

 

夫が妻を理解することの大切さがここでわかります。

 

 

結婚してるのに孤独で寂しい妻へ:ひとりぼっちの人はかわいそう


聖書の伝道者の書4章に

 

ひとりぼっちの人はかわいそうだ。

 

と書かれています。

 

 

豊かな関係を築くことが人生の中でどれほど重要なのかを教えられます。

 

別の言い方をすれば、強いパートナーシップを築くことは人生の優先事項だということです。

 

今この記事を読んで夫婦関係を学ぼうと真剣に考えているあなたは、正しい選択をしていると言えるでしょう。

 

 

 

 

結婚してるのに孤独で寂しい妻へ:夫は妻の不機嫌に耐えられない


妻の機嫌が悪いと夫は「自分のせいで怒っているのかな」と不安になります。

 

夫な常に「妻は自分を信じてくれているだろうか」「信頼してくれているだろうか」と不安を抱えているのです。

 

 

妻が笑顔でいると夫は自信を持ちます

 

大した根拠がなくても、「僕は彼女を幸せにできている」と思うのです。

 

妻が険しい表情をしていると夫は自信を失います。

 

これも明らかな根拠はないのですが「僕のせいで彼女は不幸なんだ」と思い込んでしまうのです。

 

 

家に帰るとおくさんが不機嫌で険しい表情をしていると、家にいるのがつらくなります

 

そのせいで職場に長く残ったり、寄り道して遅い時間に帰るのが習慣になってしまうのです。

 

 

聖書には次のようにあります。

 

争い好きな女と一緒に家にいるよりは、屋上の片隅に住むほうがよい。

 

箴言21章9節

 

 

夫は妻の不機嫌、険しい表情に耐えられないのです。

 

そこから「逃れたい」と思ってしまうのです。

 

 

結婚してるのに孤独で寂しい妻へ:夫婦関係を学べる旧約聖書「雅歌」


聖書の中に雅歌という書があります。

 

それは、男女の愛をうたった抒情詩の形で記されています。

 

そこから私たちは夫婦関係について学ぶことができます。

 

 

雅歌はこのように始まります。

 

あの方が私に口づけしてくださったらよいのに。

 

雅歌1章1節

 

これは、女性が男性から愛されることを、妻が夫に愛されることを焦がれる思いを表現しています。

 

結婚生活の中で孤独を感じ、ご主人との親密な関係を取り戻したいあなたの心を代弁しているような言葉です。

 

妻が夫の愛を恋焦がれるようになることを神様は計画なさいました

 

夫の愛、思いやり、やさしさによって妻の心が潤されることを神様は望んでおられます。

 

 

次に雅歌の中で妻が夫に語りかける箇所を見て、どのようにしてあなたがご主人と良い関係を築けるかを学びましょう。

 

 

結婚してるのに孤独で寂しい妻へ:夫婦はお互いのもの


雅歌には次のようにあります。

 

私の愛する方は私のもの。

 

私はあの方のもの。

 

雅歌2:16

 

 

夫は妻に所有され、妻は夫に所有されている

 

だから、お互いの慰め、励まし、喜びのために互いにいたわり合い、仕え合う必要があるということです。

 

愛し合う人たちはこのように「自分は愛する人のものだ」という感覚を持っています。

 

例えば、英語の手紙では最後に Yours という言葉をつけます。

 

そのあとに自分の名前をサインします。

 

これは「私はあなたのものですよ」という言葉です。

 

 

これは聖書が教える夫婦関係の原則なのです。

 

新約聖書には次のようにあります。

 

妻は自分のからだについて権利を持ってはおらず、それは夫のものです。

 

同じように、夫も自分のからだについての権利を持ってはおらず、それは妻のものです。

 

互いに相手を拒んではいけません。

 

第一コリント7章4-5節

 

 

「自分は夫のものだ」とあなたは考えているでしょうか

 

もしそうなら、あなたはご主人を励まし、労り、慰め、力づけているでしょうか。

 

視点を変えて、一度ご主人に対するご自身の言動を振り返ってみる必要があるかもしれません。

 

 

 

結婚してるのに孤独で寂しい妻へ:気持ちをストレートに伝えよう


雅歌の中で、妻が夫に「○○しましょう」「○○してください」と自分の気持ちをストレートに表現している箇所があることに気づきます。

 

さあ、私の愛する方よ。

 

私たちは野に出て行って、村で夜を過ごしましょう。

 

私たちは朝早くからぶどう畑に行き、ぶどうの木が芽を出したか、ぶどうの木が花を咲かせたか、ざくろの花が咲いたかどうかを見ましょう。

 

そこで私は、私の愛をあなたにささげます。

 

雅歌7章11-12節

 

 

この妻は自分の願いをストレートに夫に伝えています。

 

多くのおくさんたちは、夫に自分の思いを「言わなくても気づいてほしい」と思っています。

 

しかし、残念ながら妻の思いを読み取ることのできる夫は皆無と言ってもいいぐらいなのです。

 

 

妻は、夫に自分の気持ちを伝えることを学ぶ必要があります。

 

なぜなら、自分の気持ちをはっきりと伝えずに夫が気持ちを分かってくれることを期待する妻は、気づいてくれない夫にがっかりすることになるからです。

 

これが続くと、彼女は心の中で「冷たい人ね」「思いやりのない人ね」と夫を責めるようになってしまうのです。

 

 

言葉にはしなくても、妻のこの心の声は夫に伝わります。

 

妻の不機嫌な態度、イライラした表情は、鈍感な夫でも感じ取ることができるほどになっています。

 

そこで彼は「何を怒ってるんだ」と妻を理解できずに苦しむようになってしまうのです。

 

ちゃんとあなたの思いを伝えれば、彼は少なくともなぜあなたが怒っているのかを理解できます。

 

理解ができれば、ストレスがなくなります。

 

ストレスがなくなると、心に余裕ができて、あなたの気持ちを思いやれるようになってきます。

 

 

 

結婚してるのに孤独で寂しい妻へ:気持ちを通わせるために手紙は効果的


では、すでに悪化してしまった夫婦関係を建て直すためにはどうしたらいいのでしょうか。

 

妻の方からアプローチしても夫はもう聞く気をなくしているかもしれません。

 

そんな時にお勧めしたいのが「手紙」です。

 

 

雅歌の中にはこんな表現があります。

 

エルサレムの娘たち。

 

あなたがたにお願いします。

 

私の愛する方を見つけたら、

 

あのかたに言ってください。

 

私は愛に病んでいる、と。雅歌5:8

 

 

妻が夫への伝言をエルサレムの娘たちに託している様子がわかります。

 

直接伝えずに、間接的に伝えることが、効果的な場合があります。

 

特に関係が難しい状態の時には、手紙が気持ちを伝える手段として有効になります。

 

 

面と向かって言いづらいことも、手紙なら言いやすくなります。

 

手紙なら、冷静に気持ちを伝えることができます。

 

手紙なら、内容を何度でも推敲できます。

 

手紙なら、口が滑ることがありません。

 

手紙なら、その場で言い返されることがありません。

 

手紙なら、残るので、ご主人は後で何度も読み返すことができます。

 

 

 

あなたの正直な気持ちを手紙にしたためて、ご主人に伝えてみてください。

 

「そうか、そんな風に感じていたのか。」とあなたの心に向けてご主人の目が開かれるきっかけとなるはずです。

 

夫婦関係修復の手紙の書き方に関してはこちらの記事を読んでみてください。

 

 

結婚してるのに孤独で寂しい妻へ:夫をあなたのヒーローに


雅歌には次のようにも書かれています。

 

私の愛する方は、輝いて赤く、万人に抜きん出ています。雅歌5:10

 

この妻は、自分の夫がほかの男性すべてと比べて傑出していると表現しています。

 

 

男性はみんなヒーロー願望を持っています。

 

女性がみんなお姫様願望を持っているのと同じです。

 

あなたは妻としてご主人のその願望を満たしていないのではないでしょうか。

 

 

ご主人はあなたのヒーローでありたいのです。

 

最近、あなたがご主人をほめたのはいつですか。

 

最後に人前でご主人をほめたのはいつでしょう。

 

お子さんたちに「お父さんを見習いなさい」と言ったのはいつですか。

 

 

ある国ではお嫁さんをもらうのに牛をその女性の実家に贈るそうです。

 

普通の娘さんを嫁にもらうなら1頭牛を送り、すぐれた娘さんであれば2頭か3頭贈るそうです。

 

ある人が普通の娘さんをもらうのに、5頭の牛を贈ったら、その娘さんは誰よりも優れた妻になったそうです。

 

このように、私たちは私たちの伴侶が期待するような人になっていく傾向があります。

 

 

私たち人間は、ほかの人間の影響を受けて生きています。

 

とくに私たちの伴侶が、私たちをどう見るかは、私たちに大きな心理的影響を与えます。

 

あなたがご主人をどう見るか、素晴らしい男性としてみるか、ダメな人としてみるかは大きな影響があるのです。

 

 

あなたのご主人の良いところを探してみてください

 

ほかのだれにも負けないところを見つけてあげてください。

 

そしてそれを伝えてみてください。

 

きっとご主人のあなたに対する態度が変わってくるはずです。

 

 

いかがでしたか。

 

聖書の雅歌からご夫婦の関係を修復するための知恵を見てみました。

 

あなたとご主人が、満たしあうご夫婦となるために、お役に立てたらうれしいです。

 

 

 

 

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筆者プロフィール

日向 陽一
27歳の時、婚約者との擦れ違いを解決できず結婚目前で婚約解消。
その後、この婚約解消の二の舞を踏まぬよう男女関係や夫婦関係修復の法則を聖書から学ぶように。
2010年、夫婦関係修復カウンセラーとして独立。延べ1,000人以上の夫婦をカウンセリングし離婚危機から救う。
現在は、妻に惚れこむ二児の父。